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2018年1月11日   白銀争覇(SP3) (笠松競馬)  

笠松競馬   第11レース   名古屋馬だがミスター笠松 メモリージルバ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

kasamatu11.jpg 大みそかの東海ゴールドCを制したメモリージルバ。笠松巧者で得意の冬場とはいえ衰えを微塵も感じさせないその走りから、明けて9歳になっても追いかけたい。怖いのは遠征勢。中でも今年はひと叩きしての臨戦で昨年のリベンジに燃えるエイシンアトロポスが筆頭か。続いて復活をもくろむインディウム。1400mがいいとは言えぬが1戦1勝ディアグリスターにも注意は必要だろう。地元マッシヴヒーローチュウワワンダーあたりの一角崩しがあればおいしそうだが。

 メモリージルバは3度目の挑戦で東海ゴールドC制覇と老いてますます盛ん。このレースも一昨年1着、昨年2着だ。好調さを支持。「この重賞は過去に1、2着と相性のいいレース。大みそかに1900mを使ったばかりなので中間は気合をつける程度の調整にとどめたが、疲れもなく順調だよ。1400mのポケットならスタートの心配はないし、うまく流れに乗って行ければ。あとは遠征馬との力関係だね」。

 エイシンアトロポスは先行力を武器に1400mのスペシャリスト的な活躍。昨年は8着も佐賀で重賞勝ちがあり、遠征自体は問題ないので。「休養明けの影響が残っていた前回に比べると、今回は調教の動きがだいぶ良くなってきたね。ピリピリした気性ながら輸送競馬に強いタイプだし、ここも発馬さえ五分に出てくれれば」。

 インディウムは東海桜花賞3着、サマーC2着と当地区1400m重賞ではおなじみ。休み明けが案外だが前走は0秒4差だ。3走目で本領発揮なるか注目。「勝ち負けと期待していた前走が案外。追い切りも動いていただけに今でも敗因がはっきりしないが、昨夏に笠松遠征した時よりも今の方がいい状態なのは確か。ここらで本当の力を引き出してほしい」。

 ディアグリスターは重賞・中日杯の下の集まりだったが転入初戦を快勝。地方の砂や初馬場は問題なさそう。距離への対応が鍵になる。「入厩して中1週だが、太め感なく仕上がっているよ。ここでも遜色ない実績の持ち主だが、尾上げしている馬だけに、速い流れに対応できるかどうかが鍵になりそう」。

 マッシヴヒーローは基本的にはじわじわタイプで、勝ち切れないまでも凡走は少なく、距離も不問。この相手でもそこそこに? 「この年になるとひとレースごとに集中させた方がいいと思ってじっくり調整。ちょっと相手が強い気もするが、見せ場は作るよ」。

 チュウワワンダーは2走前2組で壁に当たったが、あれは1600m。折り合い的にこういうメンバーとの1400mの流れが案外合うかも。「理想の競馬でも甘いし、メンバーがそろうと切れ負けしている印象だね。この馬なりに具合はいいが、この条件でどこまでやれるか」。

おすすめ買い目

馬単 7→2 2→7 7→1 1→7 7→4 4→7 7→3 7→10

 

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