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2017年12月31日   東海ゴールドカップ (笠松競馬)  

笠松競馬   第9レース   今年の殊勲賞・ヴェリイブライトで穴狙い
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

kasamatu09.jpg 地元勢では前走快勝のハタノリヴィール、巻き返しに燃えるダイヤモンドダンスだが、今年の笠松オープンは名古屋勢が席巻。しかも今回の4頭はいずれもコース巧者である。素直にその傾向に従う。昨年の覇者アサクサポイント、出来いいキクノセントロ、斤量差が縮まったメモリージルバももちろんいいところだが、妙味はヴェリイブライト。前走はここへの叩き台。くろゆり賞では休み明けとはいえあのカツゲキキトキトを下している。思い出せ!

 ヴェリイブライトは前走は休み明けなら悪くない部類。叩いて笠松。くろゆり賞ではあのキトキトを差し返している。要注意だ。「くろゆり賞勝ちがあるように、確かに牡馬でも夏場の方が成績を残していますが、それでも昨冬よりはいい状態ですよ。1900mはベストより1ハロン長いので、じっくりと脚をためる競馬がしたいですね」。

 アサクサポイントはポカもあるが本番では勝負強さを発揮する元中央オープン馬。2走前から年齢的なものは気にならない。自身との戦い? 「名古屋グランプリの後はトモに疲れが出て歩様がひと息だった。長バリをしたりして回復はしたが、万全の状態とはいかないね。連覇が懸かっているけど年を1つ重ねたし、上がりの速い展開になるとどうかな」。

 キクノセントロは前走3着も先着2頭を評価すべき。出来はすこぶる良さそうだ。笠松の走りも悪くないし、距離も気にならないので。「体調、気配ともにハイレベルで推移しています。ただ、27日の追い切りは少し動きが重く感じたので、このひと追いでどこまで素軽さが増すかでしょう。すんなりとした展開ならチャンスはありますよ」。

 メモリージルバは夏休み明けは名古屋でも善戦するなど元気一杯。前走は58キロで2着。得意の季節、得意の笠松なら見せ場以上も。「前走は折り合いを欠いてしまったからね。発馬を決めてスムーズに流れに乗れるかどうかが鍵。寒くなって調子は上向いている。明けると9歳になるし、今後そうチャンスはないだろうから頑張ってほしいね」。

 ハタノリヴィールは地元馬同士ならと番手競馬で快勝。南関のB2でそこそこ走っていただけはある。距離は気にならない。この相手でも。「移籍後では一番順調な調整過程だし、満足できる仕上がり状態。斤量差を割り引いても前走が強い競馬だったし、立ち回りのうまさで」。

 ダイヤモンドダンスは決められなかったあたりに物足りなさはあるが、初戦の勝ちっぷりからやはり軽くは扱えぬ。距離は望むところなので。「降雪で調整に若干の狂いが生じたけど、厳しくやってきたつもり。反応が悪いのでブリンカーを試してみるよ。もう一段ギアが入れば」。

おすすめ買い目

馬単 3→9 9→3 3→8 8→3 3→4 4→3 3→7 7→3 3→1 1→3

 

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