Odds Park 競馬

転入馬が多くて力量差を計りづらいメンバー構成だが、地元戦で未だ無敗のマイフォルテを信頼。まだまだ上を目指せる器だしここも通過点に。相手筆頭は道営からの転入馬ビクトリーミノル、成績的にこの編成条件なら上位争い可能。今回ビシッと攻めたクリノチョモラーリの粘り込みには警戒が必要。実績馬ミラノボヴィッチ、現級上位のエリモブリーズとデルマオカルの地力も注意を払いたい。

◎マイフォルテ…スタートのダッシュ力こそ欠けるが、エンジンが掛かってからは強烈な末脚を長く使える。斤量増は２走前に経験済みだし、その時の走りからも影響はないだろう。中間は長めをシッカリ２本追い切れており好時計好反応と仕上がり不安なし、ここもキッチリ決めて昇級する公算大。

○ビクトリーミノル…移籍前の道営でＡ２級を善戦できており兵庫Ｂ１級編入なら十分に足りる地力を持つ。ポイントはＪＲＡ時代も含めて小回り競馬の実績がない事。転入後はシッカリ乗り込めており仕上がりは良さそうだし、その点さえクリアできれば上位争い必至だろう。

▲クリノチョモラーリ…スムーズに先手を取れてマイペース逃げがベスト条件なので安定感はないが、そのぶん展開がハマると思いがけない大駆けがあるタイプ。追い切りは長めから好反応で動けており、デキ自体も前走時よりかなり良さそう。一発の魅力を秘めている。

△ミラノボヴィッチ…およそ３年半ぶりに兵庫県に復帰した同馬、転出前はＡ２級で勝利しているし実績は申し分なし。ただ近走は見せ場なく終わっているし既に９歳馬、年明けは１０歳となるしピークは過ぎている印象。それでも攻め馬では思いのほか元気だし馬体も悪くない。地力を警戒して押さえは必要かも。

×エリモブリーズ…中距離戦では結果イマイチも流れる展開なら対応できるはず。攻め気配は引き続き良さそうだし、マイフォルテが勝負どころで動いて前を掃除する展開なら、長く良い脚を使用して流れ込めないか。

×デルマオカル…やや安定感に欠ける面はあるもののスムーズにさえ先行できれば大崩れはない。この中間も順調とデキ気配はキープできているので、外枠からスムーズに先行なら粘り込み可能。