Odds Park 競馬

【結論】
　ミスマンマミーアはコスモス賞と札幌２歳Ｓで芝適性の高さを示したが、地元でも５戦して４着以下がないようにダート適性も十分。今回と同じ舞台でアタック勝ちとコース実績も光る。牝馬限定で重賞初制覇を狙う。強敵は全姉アップトゥユーにも見劣らない素質を秘めるストロングハート。リリーカップを好内容勝ち。まだ３戦のキャリアで伸びしろもあり、連続重賞制覇も可能。一戦毎にレースを覚えているリコーデリンジャー、連勝中の良血馬ビジネスライクも軽視はできない。好素質ゴールデンビコーの一発にも警戒したい。

【詳細解説】
　ミスマンマミーアは中央の芝に挑戦してコスモス賞で２着。札幌２歳Ｓで０秒３差の７着と健闘。芝適性の高さを示したが、地元のダート戦でも５戦して４着以下なしと大崩れしていないように実力も十分、地元の牝馬戦なら勝ち負けの期待は当然だろう。距離も問題ないし、重賞初制覇へ王手。

　ストロングハートは昨年のエーデルワイス賞２着馬アップトゥユーの全妹。デビュー３戦目で重賞初優勝を決めたように、スケールの大きさでは姉にも見劣らないものがある。今回は内回りに距離延長と初めて経験することが多いが、同馬の潜在能力なら問題ない。重賞２連勝も十分期待できる。

　リコーデリンジャーはリリーカップで優勝したストロングハートから１秒２離された３着だったが、終い勝負に懸けて直線だけの競馬で３着まで追い上げた力は評価していい。前回で流れによってはどんな競馬もできることがわかったし、今度は逆転を狙う。

　ビジネスライクは一般の未勝利に続き、認定未勝利も勝ち２連勝と勢いに乗っている。新馬戦でのちのブリーダーズＧＪＣとイノセントＣで３着だったアポストルに先着。重賞でも通用するだけの力はあるだけに要注意。

　ゴールデンビコーは新馬戦を好時計で完勝。重賞級レベルのスピードを見せた。前走は出遅れて期待に応えられなかったが、まともに走ればあんなに負ける馬ではない。吉原騎手騎乗で一発あっても驚けない。