Odds Park 競馬

当地恒例の３歳交流重賞。近年は６年連続で他地区馬が優勝しており地元馬は影が薄くなりがちだが、今年は北日本新聞杯と石川ダービーを分け合った期待の２頭が７年ぶりの地元戴冠を狙い参戦。スピード能力に長けるヤマミダンスは前走からの雪辱を期し、強力な末脚を持つヴィーナスアローは重賞連勝へ虎視眈々。園田から参戦のスリーピーアイ、マイフォルテ、笠松のグレイトデピュティも上位有力。

◎は⑪ヤマミダンス。前走の石川ダービーでは４着に沈んだものの、展開のアヤと割り切れる。ベストは先行だが、他馬の出方によっては無理にハナに拘る必要もないし、前走よりも状態面は上向いている印象。自分のペースで運ぶ事ができれば自ずと結果は付いてくる。

○は⑤ヴィーナスアロー。前走はそれまで苦杯を嘗めさせられ続けた相手に対し、会心の勝利だった。長期休養明けだったものの中央芝重賞への挑戦を経て着実に成長しており、叩き２走目となる今回は更なる上積みも十分。相手は上がったが重賞連勝も十分見込める。

▲は③スリーピーアイ。２走前の兵庫ダービーでは６番人気ながら、勝ち馬に直線際どく迫り僅か頭差の２着と大健闘を見せた。末脚の切れ味はここで上位を狙うのに十分なものがあり、このレース園田所属馬４連覇へ向けて好勝負を期待。

△は②グレイトデピュティ。笠松でのデビュー当初は苦戦が続いたが、昨年末に初勝利を挙げるとそこから３連勝し覚醒。３月には名古屋のペガスターＣを勝ち重賞初制覇を果たした。距離克服なれば上位争いも十分期待できる。

注は⑦マイフォルテ。中央では２戦して結果が出なかったが、５月に園田へ移籍するとここまで土つかずの３連勝中。内容的にも１戦毎に力を付けてきており、血統的に距離延長も問題なし。実績面では劣るが勢い考えると侮れない。