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2017年5月 5日 かしわ記念 (船橋競馬) ツイート
船橋競馬 第11レース ベストの舞台でコパノリッキーが本領発揮
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬
【中央所属馬の評価】
コパノリッキーは2014、2016年とかしわ記念を2勝している。いずれも完璧な先行抜け出しで、着差もそれぞれ2馬身、3馬身と決定的な差を付けている。スピードは言うまでもなく上位。ここ数戦今ひとつのレースぶりだが、気配も上向いてきているし、船橋で復活の期待。
ベストウォーリアは前年2、3着だが、前走上がり35秒7からも再び好調期を迎えた印象がある。左回り、マイルの南部杯2勝。厳しい流れを自ら動いてもうひと脚使えるタイプ。
モーニンは昨年1番人気で8着と期待を裏切ったが、秋の日本テレビ盃ではアウォーディーのアタマ差2着と踏ん張った。本質はマイラーで、集中力を切らさず走れれば互角だ。
ブラゾンドゥリスの前走黒船賞での勝利は、地方競馬での初ダートグレード競走挑戦だっただけに価値ある。父ノボジャック譲りの先行力あり、戦績からは距離適性も幅がある。内田博幸騎手とのコンビは【5-2-0-0】。
インカンテーションは前走マーチS快勝で再び勢いを盛り返すか。本質は中距離型で、地方のダートグレード競走も初めてだが、力の要る馬場の適性は高そうだ。流れに乗れればチャンスあり。
リッカルドはエルムSなどJRA6勝。マイル適性は十分だが、スタート、折り合いに難しいところあり、初コースのJpn1では狙いづらい。
【地方所属馬の評価】
地方勢は回避馬が相次ぎ、南関東2頭、高知1頭、笠松1頭。
川崎のオメガスカイツリーは9歳馬だがまだまだ元気。とはいえ今回はJpn1で、マイルも距離が短い。スピード面で苦戦しそう。
大井のデュアルスウォードも9歳馬。再転入後【0-0-0-9】とピークは完全に過ぎた感じで。
高知のミッキーヘネシーは昨年暮れの総の国オープンに勝っているが、その時の上りが40秒3では比較が難しい。
笠松のタッチデュールは今年3戦目の船橋。同じ1600mのマリーンカップが重馬場で1分46秒4だけに厳しい。
【解説者の予想】
近走の安定感を買えばベストウォーリアだが、かしわ記念2勝の舞台で本領発揮ならコパノリッキーが最有力だろう。1枠だけにもまれない形ですんなり行きたい。
もちろんベストウォーリアも高いレベルでの安定感がある。今回は先行馬が多く、展開面では有利だろう。
評価が分かれるのがモーニン。昨年は1番人気で8着。しかし日本テレビ盃ではアウォーディーのアタマ差2着と、好走、凡走を繰り返す。日本テレビ盃同様、思い切ったレースが理想だ。
ブラゾンドゥリスは前走黒船賞に勝ち、今回は一気に相手強化。ここで好走できればこの先の展望は明るい。インカンテーションも行きたいが、隣のコパノリッキーの出方次第で。
◎コパノリッキー
○ベストウォーリア
▲モーニン
△ブラゾンドゥリス
△インカンテーション
おすすめ買い目
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