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2017年1月31日   梅桜賞(SP2)  (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第10レース   汚名返上 ヤマミダンス
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

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 ヤマミダンスは自分の競馬ができないと前走のようなこともあるようだ。が、これまでの5勝はただ相手に恵まれたものではなく、それなりのレベルにあった5勝だと思っている。スターレーンクインザドリームカツゲキマドンナスダチチャンメモリーミラクルは決して楽な相手ではないが、前走ほどではない。まずまず態勢は整った様子だし、この枠なら逃げ切りを期待したい。

 ヤマミダンスはさすがにあのメンバーでは自分の競馬をさせてもらえなかったが、いい経験になったのでは。ここは巻き返してくれるはず。「疲れなのか時季的なものか、21日の追い切りはイマイチだったが、26日の動きは一転して良かったと青柳騎手が言っていたので、予定通り使うことに。前走が物足りなく、何とも言えない面もあるけど、力はあると思うので頑張ってほしい」。

 スターレーンは兵庫に移って控える競馬をマスターし、安定感を増した印象。距離も気にならないタイプだ。敵地でリベンジを果たすか。「レース間隔的に調整は軽めだが、引き続き元気一杯。抜け出すとソラを使うが、今回はそれを考えず早めに動くイメージで勝負させようと思っている。どんな相手や展開でもまとめるし、まだ底を見せていない。ここでも楽しみは持っている」。

 クインザドリームは時計がかかったことも幸いしたが、厳しい流れにもへこたれず伸ばせる末脚が実にいい。距離延長もプラスに作用か。「もう少しレース間隔が欲しかったが、順調な過程でここ一連の出来はある。前走は流れが向いた面があったにしてもなかなかの末脚だったし距離が延びるのもマイナスにはならないはず。遠征馬との力関係がどうかだが、ここでいいレースができれば春に向けて視界が開けるね」。

 カツゲキマドンナは最初にしっかり3番手を主張。勝負どころで離されかけたが、直線盛り返してハナ差とらえた。自信を増して地元でも。「間隔が詰まっているし、園田戦は馬体が減っていたことを考慮して軽めの調教にとどめたが、具合自体は引き続きいいね。内に包まれたりすると掛かるところがあるから折り合いが鍵になるが、スムーズならの気持ち。期待感を持っている」。

 スダチチャンはテンに行けぬが長くいい脚を使う。2走前もうまくさばけていればだったし、前走の先着馬は先週の笠松・ゴールドジュニアで3着だった。距離を味方に。「残念ながら園田クイーンセレクションは除外になってしまったけど、出走していれば上位に来ていたと思う。それぐらい状態はいいよ。2走前は行き場をなくして参考外。すんなりならチャンスはあるだろう」。

 メモリーミラクルは惜敗続きも積極的な競馬に好感。期待馬が自信を取り戻したようだ。が、ここは距離延長に強力同型がいる。試練の場。「強い同型がいるし距離も延びる。それで今回は先を見据えて控える競馬をすることも考えている。状態は変わりないと思うよ」。

おすすめ買い目

馬単 12→3 12→6 12→9 12→1 12→5

 

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