Odds Park 競馬

　前走後に歩様が乱れた時期があったウォーターディル。前開催でも問題ないということだったが、中止で出走が延びたぶん乗り込めたはず。１組でも存分にスピードを発揮するか。ただし、２走目で勝ち上がってきたレディエントブルーは不気味な存在。こちらの上昇度も見過ごせない。ジェイエルフリート、メイショウコルシカ、ヘイゲルはヒモにぴったりのタイプだ。

　ウォーターディルはもともと素質は高く評価されていたが、秋以降の快進撃はまたひと味違うもの。初の１組でも仕切り直しで楽しみ大。「攻め駆けしないから追い切りでは判断しづらいが、開催が取り止めになったことで乗り込みは足りた。仕上がり自体は悪くないと思う」。

　レディエントブルーはそういう相手だったとはいえ２走目できっちり決めた。さすがは中央新馬勝ちに500万条件２着のある実力馬。特別でも。「末重点の追い切りが良かったし、いい具合だね。上向いているから勝ち組でも期待感を持って臨むよ」。

　ジェイエルフリートはフレグモーネ明けを２連勝。どんな形になってもそれなりに走れるのがいい。特別でも相手なりに。「いい競馬ができているように体調は悪くありません。ただ、相手関係がありますし、展開次第ですから」。

　メイショウコルシカは夏負けが解消されるとまた安定した走りが戻ってきた。発馬やコーナリングに怪しさはあるが、それでもそこそこに。「直線の切れ味ではヒケ目はないだろうが、コーナーでモタつくからねえ。流れ次第で前がモツれればといった感じになるね」。

　ヘイゲルは競馬がうまく当地に来てから連を外してない。先着馬の名前からするともっと評価されてしかるべきか。特別でも楽しみな一頭。「馬体がシャンとしていい感じになっているから調教を強化できた。でも前走の時計では物足りない。相手関係がどうかだよ」。