Odds Park 競馬

　近走結果を出せていないアスリートだが、崩れていた障害は良化し復調気配が窺える。軽馬場なら増量にも対応できるし、一発が狙える。昨年度の覇者ナナノチカラが相手も、好内容を続けるセイコークイン、アアモンドセブンにもチャンスがある。実績上位キサラキクはハンデを克服できるかがカギ。

　アスリートは前哨戦のレディースＣはふた腰目を入れた時に膝を折りそのまま転倒してしんがり負けも腰の入りは良かったし、踏ん張れていれば勝ち負けに加われていたはず。その後は障害も修正されてスムーズな走りを続けており、一気の増量にも対応可能。軽馬場得意で一発期待。

　ナナノチカラは一気に斤量が増加された前走は障害に重点を置いた走り。ひと腰とはいかなかったが、止まってからも腰を入れて三腰でまとめていたし、マズマズの内容。取消明けを２戦叩かれて体調の方は確実に上昇。昨年度の覇者で牝馬限定戦では力上位。連覇も可能。

　セイコークインは前走差し届かずの３着も、課題の障害をひと腰でまとめて上々のレースぶり。牝馬限定戦でこのメンバーが相手なら互角にやれる力を持っている。切れ味で勝負する馬だけに脚抜きのいい馬場も好材料。

　アアモンドセブンは勝ち切れないが、障害は常にひと腰と安定感抜群。今のカカリなら斤量が増加されるここでもスムーズな走りが可能。力で見劣ることはないし、斤量差を生かせれば上位争いに加われる。

　キサラキクは一線級相手のドリームエイジカップを快勝しているように、ここでは実力、実績ともに上位の存在。あとはトップハンデを克服できるかがカギ。