Odds Park 競馬

　調子がいいとは言えないもののＡ級馬相手に転入初戦を快勝したネイバルエンスン。あの勝ちっぷりならもう一丁の期待は当然だろう。マグナムボーイは２走目、距離延長で上積みあり。リネンハピネスも1600ｍだからといってそう極端に下げる必要はないが、積極的にとも...。それならスプリングサヴァンを上に。サンジョを押さえる。

　ネイバルエンスンは南関東では入着一杯も、当地の相手関係ならということか。中央１勝馬だけはあったようだ。いろいろ慣れも見込める。特別も通過点。「前走がさらに先をと思わせる内容だったし、馬場も合うね。徐々に気持ちも入っていい状態で出走できそうだし、もうひと押し期待したい」。

　マグナムボーイはひと息後でも３着。この条件２勝の地力は見せられた。大きな上積みはともかく、距離や相手など前走よりいいはず。「調整の難しい時季だが、反動なく乗り込めているし、体調自体はナンボか上向いた感じだね。走りのいい1600ｍなら面白いのでは」。

　スプリングサヴァンは中央２勝馬でこの辺りでは一枚上の実績の持ち主。使いながら地方の砂にも慣れてきた様子。特別でもヒケ目なし。「発汗の状態がもうひとつだが、攻め馬の感触はいいね。枠順も理想的だし、人気馬を見て流れに乗って行けそう。楽しみは持っているよ」。

　リネンハピネスは1400ｍほどでなくともこの距離でも大差勝ちやＣ－１特別アタマ差２着がある。その前は３連続２着。走れぬわけではない。「1400ｍほどの安定感はないが、距離に泣く馬ではないからね。時計の比較でも見劣りしないし、前に行ってスムーズな競馬ができれば」。

　サンジョは順調の部類だし、勝ち味も思い出してきた。でら馬を経験し一層ピリッとした感じも。初のＢ－１で試金石だが、楽しみはある。「夏場に強いのか、本当に元気がいいね。距離も許容範囲だし、あとはここでの力関係だけ。今後の見通しをつける意味でもいい競馬を」。