Odds Park 競馬

　本来ノゾミダイヤは本命候補だが、久々の今回は地力期待になる。ピースフルリバティも前走を見ると安心して２、３着にとは...。攻め動いたアロマベールは気分次第のタイプでモロさも同居。力量的にブライトシンプーはほかが走らなかった場合、ドニゼッティはその次になるが、これらは順調の強みがある。６頭立てでも迷うメンバーだが、１着はアイファーソングの逃げ切りでいい!?

　アイファーソングは力発揮なら前走をご覧の通り。仮に行けなくてもすんなりした形なら格好はつける。気分次第の面はあるし、暑さを気にする様子もあるが、この相手なら。「ちょっとカイバ食いが落ちていますし、暑さを考慮して追い切りは手控えました。そんなわけでやや物足りない状態ですが、ここは力で何とかなるとみています」。

　ノゾミダイヤはオープン特別ならという馬だが、長期休養明けとなる今回はさすがに気勢が上がらない。１カ月遅らせたぶん多少マシになった程度で、底力に期待の部分が大。「だいぶ持ち直してきたが、まだ本調子には至らないね。追い切りで平凡な時計しか出なかったのも誤算。１、２回叩かないと本来の走りは望めない気がする」。

　ピースフルリバティは差せる馬場になっていたのに名港盃下の昇竜杯８着は、この時季がいい馬でもないだけに気になるところ。この頭数ならと思うのだが、強調とまでは...。「暑くなっても特に変わりないし、この馬なりだね。テンに置かれずうまく追走できれば、もう少しやれてもいいはずだよ」。

　アロマベールは名港盃大敗もあれだけの負けは力関係以前の問題のはず。攻め気配にその影響は見られなかったし、サマーＣ善戦で何となくメドもついたか。気分よくなら。「気持ちひとつですね。集中して走れればでしょう」。

　ブライトシンプーは現状、オープンでは少し足りていないが、前走では僚馬②に先着。順調に使い込めているのが何よりだし、このメンバーなら無欲の競馬が功を奏す場面も。「順調に乗ってきたし、ここ一連の出来はある。上積みはどうかだが、そこそこにはまとめられそうだよ」。