おすすめ注目レース

2016年7月22日   オッズパーク・薫風杯B1 (園田競馬)  

園田競馬   第9レース   三つ巴を制するのは果たして!?
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優

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 今年8度目のその金ナイターの注目レースはオッズパーク・薫風杯。B1クラスの戦いだが、JRAから転入後2戦連続で2着のサトノコスミック、昨年の兵庫若駒賞の勝ち馬マイタイザン、3歳のオープン競走を4勝しているハタノキセキの三つ巴状態で面白い一戦になりそう。その他には安定した成績を残しているタイセイホーネットや末脚が魅力のキクノレヨンサクラガオカが一角崩しを狙う。

 サトノコスミックはJRAから転入後2戦連続2着と安定している。2戦ともジワジワと長く良い脚を使っているのだが勝ち馬の切れ味に屈してしまった感じ。特に前走は道中勝ち馬の目標にされてしまった感じの競馬だった。それでも内容的には悲観するものではない。2走前は好位から、前走は中団からと脚質に多少幅があるのでペースに左右されることは無いだろう。この中間の雰囲気も変わりなく順調で状態も良い。条件的には煮詰まっている状態なのでソロソロ勝ち切りたいところ。

 マイタイザンは昨年の兵庫若駒賞の勝ち馬で3歳馬のなかでは力はトップクラス。前走の兵庫ダービーは速いペースのなかの逃げに加え、2番手追走の馬に常にプレッシャーをかけられる厳しい展開だったので7着という結果は仕方無し。激しいレースだったので反動が心配ではあったが中間の調整も順調で最終追い切りでは活気があり、疲れを感じない動きを見せていた。番手からでも競馬ができるので特にハナに拘ることもないだろう。初めての古馬との混合戦になるが、先週同じように3歳のトップクラスで走っていた馬達が古馬と戦って上位争いをしていたので問題は無いだろう。スムーズに進めれば勝ち負け。

 ハタノキセキは3歳のオープン競走で4勝している馬。前走の兵庫ダービーはテンから速いペースだったため自分の競馬ができなかった印象。ここ最近は中距離戦を使ってきていたが、この距離は3戦2勝と合っている。中間の雰囲気も良好で追い切りは前走時以上の動きを披露していた。理想は逃げなので距離ロス無く運べそうな最内枠はこの馬にとって良い材料。同じようにテンに速い馬がいるのでハナ争いがカギになってきそうだが、単騎逃げができれば最後まで渋太い粘りを発揮するだろう。

 タイセイホーネットは昨年の11月24日から11戦連続で掲示板に載っているほど安定した成績を残している馬。前走は勝ち馬からは離されていたが、3着馬とはタイム差が無かった。今回は久々の1400m戦ではあるが、この距離でも結果を残しているので心配は要らないだろう。昨年の2月以来勝利から遠ざかっている状態ではあるが、上手く立ち回れば勝ってもおかしくないだろう。

 キクノレヨンは前走は上がり最速の鋭い末脚で4着まで追い込んできた。その前走は大雨で水の浮くような馬場状態で断然先行馬有利だった。それを考えると前走は十分評価できる内容。中間の調教は終い重点で軽快な動きを見せ、良い状態を維持している。脚の使いどころが難しい馬だがハマれば一発を秘めているので警戒が必要。

 サクラガオカは近走は大きく負けている状態だが、調教での雰囲気は良い。道中で上手く脚を溜めることができれば最後に鋭い末脚を発揮する馬。展開に左右されやすいが、上記のキクノレヨンが追い込んで来れる展開になればこの馬も上位争いまで加わってきそう。

おすすめ買い目

馬単 6→7 7→6 6→1 1→6 7→1 1→7 6→3 6→8 6→2

 

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