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2016年7月13日 サマーカップ (笠松競馬) ツイート
笠松競馬 第11レース 強い兵庫勢を迎撃なるか? サルバドールハクイ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
近年の笠松交流重賞、特に古馬は馬場を貸すだけのことがもっぱら。今回は兵庫から2頭、老いたりとはいえG3ウイナーのアドマイヤロイヤル、すでに東海桜花賞を制しているマルトクスパートと、結構強いのがやってきた。地元短距離界の大将・サルバドールハクイがどこまで抵抗できるかが焦点だろう。これがダメならホッコージョイフル。あと下級条件だが東海公営10戦10勝の名古屋スリーネルソンにも注目の一戦だ。
サルバドールハクイは格ではアドマイヤロイヤルより下の1600万からだが、こちらはすでに笠松で結果を残しているのが強み。時計勝負も望むところだ。「前走が負け過ぎだが、折り合い重視で脚を余した感も。掛かり過ぎるので今回はブリンカーを外して臨むつもり。これまでと違って気楽な立場だし、一矢報いたいね」。
アドマイヤロイヤルは13年のG3・プロキオンS勝ちなど1400m、1600mで活躍した元中央オープン馬。9歳の今年は障害を飛んだりしたが、地方ならご覧の通り。もうひと花。「抜け出してから遊ぶようなところを見せたが、いい勝ちっぷりだったね。9歳馬だけにこれからの暑さが気になるが、今のところは至って順調にきている。初馬場も問題ないだろうし、好勝負を期待しているよ」。
マルトクスパートは中央では勝てなかったが、兵庫では1400m以下で(15531)。3走前には東海桜花賞を逃げ切り勝ち。笠松でさらに持ち味が生きそうな快足馬だ。「最終追い切りはもう少し時計を出してほしかったが、それ以外は納得のいく仕上げができた。速い時計で勝てたことは収穫だし、あの感じならどんなペースになっても対応できると思う」。
ホッコージョイフルは強敵を封じ東海クラウン勝ち。自信をつけて重賞へ。この距離ならといったところはある。馬群をうまくさばければ、時計が極端に速くならなければ。「この時季は維持で一杯だが、攻め馬の感触はいいね。1400mはこの馬の舞台だし、この枠なら流れに乗って行けそう。この馬なりに動けそうな仕上がり状態だよ」。
スリーネルソンは東海地区では負け知らず。C級やB級での話だが、2走前の時計はここでもと思えるものだ。もしかすると!? 「順調に使い込んでいるので直前は息を整える程度で十分でしょう。相手はそろいましたが、東海地区で負けていないのは強みだと思います。この馬向きの展開になればですね」。
ウォースピリッツは4連勝で東海クラウンを勝ってからが案外も何かと敗因はある。折り合いを気にせず走れる距離で本領といきたいが...。「いい意味で平行線だね。この距離なら折り合いを気にしなくて乗れるが、生半可な相手じゃない。しまいを生かす競馬で掲示板狙いかな」。
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