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2016年7月13日   ジャパンダートダービー (大井競馬)  

大井競馬   第11レース   いまだ底みせぬストロングバローズ
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

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【中央所属馬の評価】
 ストロングバローズは【3-3-0-0】といまだ底をみせていない。前走のユニコーンステークスはゴールドドリームとの一騎打ちの末競り負け、これで同馬との対戦成績は2戦2敗となったが、クビ差なら逆転も十分可能だ。アメリカ産馬で父マインシャフトは2003年の全米年度代表馬。力で押すレース振りはいかにも地方のダート向き。

 ゴールドドリームは通算【4-1-0-0】。一騎打ちを制した前走ユニコーンステークスの内容が濃い。先行・差し双方で良績があり、父ゴールドアリュール譲りのレースセンスも3歳馬離れしている。唯一の敗戦が地方の小回りで出遅れた兵庫チャンピオンシップだけに、今回も同様の展開は避けたいが、クリソライト以来2度目となるジャパンダートダービー親子制覇に期待は高まる。

 ケイティブレイブは前走兵庫チャンピオンシップで出遅れたゴールドドリームを7馬身ちぎる圧勝。以降、このレース一本に目標を定めた。距離延長ごとにレース内容が良化した感がありここは願ってもない舞台。地方ダート適性を実証している点は強みで、今回は今年ダートグレード競走5勝の武豊騎手も心強い。

 キョウエイギアはデビュー以降常に5着以内確保してきた安定感が持ち味。前走鳳雛S勝ちの実績はもちろん北海道2歳4着から地方適性もうかがえる。鞍上戸崎圭太騎手は侮れない。母はエンプレス杯勝ち馬。

 ダノンフェイスは前走ユニコーンSで最速の上がり35秒7を記録。オープンで1・4・6着と安定している。母は2010年の阪神牝馬ステークス勝ち馬の良血。

【地方所属馬の評価】
 羽田盃馬タービランスは疾病(感冒)のため出走取消となり、東京ダービー馬バルダッサーレが地方勢の中心。転入初戦のダービーは直線後続を離す一方と、圧巻のレースをみせた。ダート4戦3勝と底をみせておらず大器の可能性もあるが、ジャパンダートダービーで勝ち負けとなると、時計を2つは詰める必要がある。

 キーパンチャーは京浜盃3着など末脚は印象深いが、近走は入着ラインが続く。展開しだいか。

 ノーモアゲームの2勝はいずれも短距離であげているが、父は青葉賞を勝った中距離馬。距離延長で新味が出れば侮れない。

 モリデンルンバは重賞勝ち馬も復帰後2戦は不振が続く。復調なら善戦できるが、気配しだいか。

 サブノクロヒョウは14戦中12戦で5着以内確保と相手なりに走るが、重賞では4着まで。相手が揃った。

 名古屋のカツゲキキトキトは東海ダービー馬。条件戦で一進一退を繰り返していたが、今年重賞5連勝。一躍スターダムへとのし上がった。本格化は確かだが、今回は相手関係がカギ。

 笠松のキタノアドラーブルは東海地区重賞で堅実に入着を重ねる。ただ、JRAでの2戦は10・11着。ここでは厳しい。

【解説者の予想】
 ユニコーンステークス1・2着ゴールドドリームストロングバローズがここでも一騎打ちの公算大。対戦成績からはゴールドドリームだが、ストロングバローズも地方の馬場、2000m、鞍上にミルコ・デムーロ騎手を配し、逆転の可能性も十分。兵庫チャンピオンシップ圧勝に注目ならケイティブレイブだろう。出遅れがあったとはいえゴールドドリームに快勝。
 地方勢では東京ダービー馬バルダッサーレだが、時計的には連下止まり。キョウエイギアは鞍上戸崎騎手には要注意。ダノンフェイスは躓きながらもユニコーンステークスでは上がり最速タイだけに、もつれて浮上も。

 ◎ストロングバローズ
 ○ゴールドドリーム
 ▲ケイティブレイブ
 △バルダッサーレ
 △キョウエイギア
 △ダノンフェイス

おすすめ買い目

馬単 9→6 6→9 9→13 13→9 9→8 8→9 6→13 13→6 9→7 9→2

 

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