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2016年7月 7日   第4戦シルバーホイップ賞  (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   騎手競走は差し馬!? 豪快にスズカエルフォトン
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

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 日本一短い直線ということもあるが、名古屋は前がかなり有利な競馬場。だが、こういう騎手競走になると激しい流れになって差し馬が台頭しがち。特にこの距離はである。そこで特注は息の長い末脚を有するスズカエルフォトンムーントラベラー。前走案外だったマコトグランドゥオンワードハドソンが巻き返してきそうだし、クインズマルシアノモズドゥーチェも遜色のない能力の持ち主。このあたりが上位とみた。

 スズカエルフォトンは前半は後方からでヒヤヒヤだが、エンジンがかかれば排気量の違いを見せつける。この距離なら脚を余すこともないだろう。「前半はフラフラして反応が悪いけど、直線では確実にいい脚を使えているからね。置かれずうまく追走できればチャンスが出てくるはず」。

 ムーントラベラーは位置取りが後ろ過ぎて流れが向かなかったまでで最後の伸びは悪くなかった。距離延びて本領発揮といきたい。「いい具合だね。バテるタイプではないから距離も歓迎。流れ次第では上位争いに加われそうに思うよ」。

 マコトグランドゥは前走に物足りなさがなきにしもあらずだが、初戦の勝ちっぷりから評価を下げるわけにはいかない。距離も望むところ。「まずまずの状態です。脚質に幅があるのでレースを組み立てやすいですし、大きくは崩れないでしょう」。

 オンワードハドソンは前走の負け方が気にはなるが、素質的には遜色なし。距離は未知だが、単調なタイプではないだけにこなしていい。「前走が物足りない内容だった。このところは発馬も安定しないしね。本質的に距離は向くタイプとみているが、展開ひとつになるよ」。

 クインズマルシアノは展開不問だし、中央時は芝だが長いところを使われていた馬だ。相手強化で試金石だが、距離延長を味方にしたい。「少し外へモタれるが、問題ない程度。砂をかぶっても対応できるし、展開は問わないタイプだから、そこそこやれないものかと思っている」。

 モズドゥーチェは前走は展開のアヤ。控える競馬をマスターしたし、過去の経歴から距離も歓迎のクチ。連勝時の勢いはないが、それでも。「ズブいというか前向きさがなくなった印象を受けます。このメンバーでうまく運べるのか、何とも...」。

おすすめ買い目

馬単 2→10 10→2 2→4 10→4 2→12 10→12 2→9 10→9 2→3 10→3

 

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