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2016年7月 6日 JRA交流淀川特別 (園田競馬) ツイート
園田競馬 第10レース レディカリビアン久々でも問題無し
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優
初日もメインレースはJRA500万以下クラスとの交流戦。この条件ではJRA在籍馬が有利。本命はレディカリビアン。今回は久々だが今までの実績は抜けている。先行力もあるのでスンナリと前に付けれれば勝ち負けだろう。相手候補は園田で実績があり、話題の藤田菜七子騎手が鞍上のクリノロッキーと末脚勝負ならJRA馬に負けないアルカナの2頭。他には2走前に同じコースで圧勝をしたイソノヴィグラスや叩き3走目で状態が上向いていそうなデューイハミテージとジェイフォースが続く。
レディカリビアンは今回が3月末以来久々の実戦。2歳時に門別でデビューし全2勝はその時にあげたもの。JRAに移籍後勝利は無いが、2着2回3着4回とこのクラスでは上位の成績を収めている。特に2走前と4走前は勝ち馬とタイム差なしの2着と勝利は時間の問題。脚質も幅があり、展開に左右されにくい点も良い材料。リフレッシュ放牧明けの模様だが、栗東坂路の時計を見る限りでは仕上がっていそう。もともと門別で走っていたし、名古屋での交流戦で3着の経験があるので小回りコースも心配は要らないだろう。鞍上の和田竜二は5月25日の三熊山特別、6月29日の金剛山特別を勝っており現在交流戦2連勝中。今回で3連勝なるか注目だ。
クリノロッキーは昨年の7月から12月まで兵庫に在籍していた馬。その間は8戦して3勝2着3回3着1回4着1回とすべて掲示板に載っている。その後JRAに再転入し勝ち星は無いが3着2回とまずまずの成績。中距離戦を中心に使われてきているが、兵庫在籍時に1400m戦で勝っているので距離の不安は無さそう。鞍上は今話題の藤田菜七子騎手。コンビも今回が6度目で手の内に入れている印象なのでこの馬の力を発揮できれば十分差し切れるだろう。
アルカナは今回のメンバーでは地元の大将格。転入初戦はシンガリ負けだったが、ここ3走は上がり最速の鋭い末脚を発揮して安定した成績を残している。この中間もいたって順調で追い切りの動きも軽快だった。脚質的に展開に左右されやすい感じではあるが、以前在籍していたJRA時には1000万下のレースで走っていた馬なので自慢の末脚を発揮することができれば昨年3月18日の市川特別でのエナエビス以来久々のJRA古馬交流レースの勝利も可能だ。
イソノヴィグラスは2走前の広峰山特別で8馬身差で逃げ切り勝ちで時計も優秀。その時は3歳馬同士の戦いだったが、今回は自身初めての古馬との対戦。未知な面は多いが、今回の鞍上は交流戦に強い川原正一騎手という点は心強い。前走感じでは500万下では少し厳しいイメージではあるが、今回のメンバー構成ならマイペースで運べれば怖い存在になるだろう。
デューイハミテージは休み明け後の成績は今ひとつではあるが、今回のJRA馬のなかで唯一JRAの競馬場で勝利をあげている馬。成績が良かった頃は差す競馬で良い末脚を発揮していた。今回は久々の1400m戦になるが、良かった頃の末脚を繰り出すことができれば上位争いまで加わってこれるだろう。
ジェイフォースは地元馬のなかで唯一のオープンクラスの馬。ここ最近は成績が今ひとつではあるが、昨年はダートグレードに挑戦するなどこのクラスでまずまずの成績をあげていた。使いつつ良くなるタイプで休み明け後2走して徐々に良化している。中間もシッカリと乗り込んで追い切りも前走時より良い動きだった。良い頃に比べるとまだまだではあるが、実績面から軽視は禁物。
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