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2016年7月 6日 夏椿特別 (名古屋競馬) ツイート
名古屋競馬 第11レース 新味を見せたアルファメール
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
サイモンロードが復帰する。このメンバーなら行ってしまえばとも思うのだが、攻め馬の動きはそれほどでもなかった。あっさり勝って不思議ないが、止まる場面も一考。対してそこそこやってくれそうなのはアルファメール、ドニゼッティの藤ヶ崎一勢。後者の方が先着だが、前走で新味を見せた前者を上に。あとはアルベルトバローズの流れ込み、リアライズキング、ラヴァリーオステルの追い込み。
アルファメールは前につけたらつけたで伸びなかったが、これまでにない競馬を見せた前走。多少追走が楽になりがちなこの距離ならもうひと押しできてもいいのでは。「前走は行きっぷりの割に追ってから案外だったが、動きそのものは良かったと思う。順調にきたし、この馬なりには動けそうだよ」。
サイモンロードは重賞7勝、東海公営を牽引してきた実力馬。5カ月ぶりで攻めの気配はひと息だが、相手はだいぶ下がっているだけに...!? 「ようやく態勢は整いましたが、久々になりますからね。やはり順調な馬との差はあるかも。今回に関しては地力が頼りでしょう」。
ドニゼッティは理想は逃げか2番手だが、今はそれより後ろでも格好つけられる。逃げるサイモンロードは強いが、順調さでこちらに分。「先行策にこだわらなくなってからは走りが安定しているね。ここもそこそこにはやれそうに思うよ」。
アルベルトバローズはビシッと追い切れないあたりに不満はあるが、前々で流れに乗れる可能性のあるメンバー構成。見限りもしづらい。「変わらずきています。うまく流れに乗れれば力は出せるのでは」。
リアライズキングはそれなりに脚を伸ばしてはいるが、以前ほど動けていない。ただ、差し切れるだけの破壊力は有している。展開や馬場などが向けば。「道悪だと走る気をなくして全く動けない。前走で凡走をした原因は馬場状態に尽きるよ。出来に変わりはないから、良馬場を条件に変わり身を期待したい」。
ラヴァリーオステルは短差しのイメージもあったが、今はそれなりに距離があった方が競馬しやすいのかも。本格的な夏になる前にひと頑張り。「順調な過程でここ一連の出来はあるよ。前走もこの馬なりに動けていたし、展開が向けばだろうね」。
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