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2016年6月30日   栄冠賞 (門別競馬)  

門別競馬   第12レース   バンドオンザランが北の一番星へ
対馬 大樹

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【論】
 今年は例年以上に素質馬が揃ってハイレベルな一戦となった。前走が負けて強しの競馬だったバンドオンザランに重賞制覇を期待したが、唯一の2勝馬ピンクドッグウッドも相当な力を秘めている。ヒガシウィルウィンはアタック勝ちでも前走の勝ち時計はオープンレベル。ここでも好勝負に持ち込む。タイセイプロスパーも初戦、2戦目の走りは評価できるだけに注意。前走好内容のアップトゥユーエイシンスカラベも軽視できない。

【詳細解説】
 バンドオンザランは3月17日に能検で1番時計を計時。デビュー戦のスーパーフレッシュチャレンジ競走では1番人気に応えて快勝した。前走は惜しくも2着だったが、不良馬場でメンバー最速の上がりタイムをマークし、非凡な決め手を見せつけた。完成度は現2歳の中では一、二。昨年優勝したタイニーダンサーと同じ角川厩舎=桑村騎手とのコンビで栄冠賞連覇を狙う。

 ピンクドッグウッドは新馬戦、ウィナーズチャレンジ①競走を連勝している唯一の2勝馬。いずれも逃げ切りでの勝利だが、前走の前半3ハロン34秒8の時計は、不良馬場とはいえ、僅か2戦目の馬が簡単に出せる数字ではない。スピードは一級品。今回は先行馬が揃っていて展開が鍵になるが、この馬のセンスの良さなら、どんな競馬もできるだろう。3連勝で重賞制覇も十分。

 ヒガシウィルウィンはアタック戦(認定未勝利)で初勝利を挙げたが、1分13秒3の勝ち時計は、同日に行われたウィナーズチャレンジ①競走の勝ち馬と同タイム。オープンでも通用するだけの力はある。今回は1番枠だけに揉まれた時の心配は多少あるが、松井騎手なら上手く立ち回れるはず。一発警戒。

 タイセイプロスパーはスーパーフレッシュチャレンジ競走2着馬だが、道中掛かっていて勝ったバンドオンザランと0秒1差なら悲観することはない。2戦目のアタック戦を順当勝ち。まだバンドオンザランとの勝負づけは済んでいないし、今のデキなら逆転も可能。

 アップトゥユーはウィナーズチャレンジ①競走3着馬。上位2頭とは確かに差があったが、初めての1200メートルを控える競馬で結果を残せたのは大きな自信になったはず。中間の気配は前走以上。まだ上積みも見込めるし、前進を期待したい。

 エイシンスカラベは能検を49秒台で合格。新馬戦もスピードの違いで圧勝した。今回は相手強化に距離延長とクリアしないといけない課題は多いが、非凡なスピードはここでも脅威。今回はブリンカーを装着。これで集中力が増せば重賞でも侮れない。

おすすめ買い目

馬単 6→5 5→6 6→1 1→6 6→3 3→6 6→7 6→2

 

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