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2016年6月24日   大阪スポーツ賞A1 (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   前走2着も地力証明アクロマティック
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋

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今回の本命はアクロマティック。前走の兵庫大賞典は理想のイン回りに持ち込めないままの競馬だったが、それでも2着と好走。これまでは外を回る展開だと反応、末脚ともに鈍る印象があったのだが、前走の結果を踏まえると、最近は地力自体も強化されてきたように感じる。今回の同馬にとって不利な枠ではあるが、前走結果から考えても、A1特別戦のここであれば、そんな不利な状況も力の違いでねじ伏せてくれそうだ。ヴァーゲンザイルは、前走展開に恵まれた部分は確かにあったが、勝負どころまで最後方、直線だけの競馬で一気に突き抜けた内容は展開だけのモノとは考えづらい。引き続き要注意。さらには、前走復調の兆しが感じられたダイナミックグロウ、斤量面有利なトーコーヴィーナスサンライズブレットシューニャも展開次第で圏内突入十分。

アクロマティック...今年に入って重賞連勝、3月の交流グレード競走でも5着と好走を見せていたのだが、そのすべてが道中インを回る形。外回る競馬だとどうなのか、そんな気懸かりな部分を残した状態で臨んだ前走の兵庫大賞典だったが、道中は外を回る形で一度ペースアップでも置かれる形になりながらも直線盛り返して2着、コース取りの不安は払拭されたように感じる。

ヴァーゲンザイル...前走は兵庫転入5戦目にして初勝利となった訳だが、鞍上の大柿Jは3走前の時点で「こちらから動かそうとしても却って反発するだけ。自らハミを取り出すまでジックリ構える競馬がベストですね」とコツは掴み始めていた。前回の勝利が手の内に入れた証明と言えるだろう。

ダイナミックグロウ...前走は終始淀みなく流れた競馬で、番手で競馬を進めていた同馬も息の入れづらい展開となっていたが、最後の直線ではもうひと踏ん張り見せて4着。振り返れば、奇跡の復活劇となったのも昨年の7月のこと。気温上昇に連れ調子を上げてきた印象だ。

トーコーヴィーナス...今回の斤量52キロは3走前以来だが、当時は前半から淀みなく流れる展開で、そのなかを番手から道中積極的に動いての2着。前半のペースさえ落ち着けば前進は可能だろう。

サンライズブレット...前走は展開に恵まれた感は強いが、陣営の話では当たりの強いハミに換えたことも良い方に出ていたとのこと。今回も前回と同距離戦、斤量も据え置きだけに押さえておきたい。

シューニャ...前走は昇級戦に加え、久々の1400m戦だったが、思っていたほど追走に苦労はしていなかった。スタミナ勝負でこそ味が出る同馬、今回の距離延長なら一考の余地はまだある。

おすすめ買い目

馬単 10→4 4→10 10→6 6→10 10→5 10→2 10→11 4→6 6→4

 

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