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2016年6月23日   兵庫馬事畜産特別A2 (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   昇級も問題無し!エイシンイースト
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優

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 木曜日のメインレースは準オープンの1870m戦。3週間前の1700m戦のメンバーが多いなか、連勝して昇級してきた馬や降級戦の馬、久々だが実績のある馬などなかなかバラエティに富んだメンバー構成。そのなか、移籍後2連勝で勢いに乗るエイシンイーストを本命に推す。昇級戦だが今までの勝ち振りなどからこのクラスでも十分通用する。相手候補は今回は先手を奪えそうなトウケイロイヤルと前走でトウケイに先着をしているキョウワアーサーの2頭。他には今回が移籍緒戦のキンショータイムやこのクラスでも安定した成績のモンスターバローズ、3月の六甲盃以来のデンコウガイアが続く。

エイシンイーストはJRAから転入後2連勝。この2戦とも中団からレースを進め、向正面から進出を開始し4コーナーでは射程圏に。直線では力強い伸び脚で最後は抑えるほどの余裕の勝利だった。今回は昇級戦になり、相手関係も以前より強くなるが、今までのレース振りからこのクラスでも十分通用するだろう。移籍緒戦から中2週で使われてきており、ローテーションも良い感じ。中間の追い切り時計も良く好状態をキープしている模様。移籍後初めてのフルゲートで上手く馬群を捌けるか少し心配ではあるが、そこは百戦錬磨の木村健騎手なので問題は無いだろう。能力的にはオープンクラスでも良い勝負ができそうなのでここで足踏みはできない。

トウケイロイヤルは勝ったトーコーヴィーナスの方がスタートが速く2番手からの競馬になってしまったが、道中もシッカリと折り合って最後まで渋太く粘っていた。脚質に幅が出てきたという点で収穫のあるレースだったといえるだろう。この中間も変わりなく良い雰囲気で追い切りの動きも軽快。今回は前走のときほど強力な同型馬がいないのでスンナリと先手を奪うことができそう。道中マイペースで進めれば逃げ切り勝ちも十分見えてくるだろう。

キョウワアーサーは前走降級戦で2着に入り、このクラスでは力は上位ということを証明した。この中間もいたって順調な模様で前走くらいの力は発揮できそう。前回は最内枠を上手く活かし、コースロス無く回ってきたことが要因だったので、大外枠に入ってしまったのは少し心配な材料。ただ、内に入り込めれば十分良い勝負ができそうなので、道中でいかに内に潜り込めるかどうかが最大のポイントになるだろう。

キンショータイムは今回がJRAから転入初戦。芝のレースを主に使われてきていたが、この馬があげた3勝全てがダート戦。2年前にはJRA在籍馬として猪名川特別で園田に遠征。道中好位につけると直線ではシッカリと伸びて勝利をあげておりコース、距離実績は十分。今回は約2ヶ月半振りと久々の競馬になり、大型馬であるこの馬にとってはひと叩きが理想ではあるが、実績面やクラス的には上位なのでいきなりから好走してもおかしくない。

モンスターバローズはこのクラスに昇級後2着、4着と安定した成績を残している。1870mという距離も勝ち星こそ無いものの5戦して2着4回3着1回と堅実。勝ち切るにはまだクラス慣れが必要な印象ではあるが、最後の脚はシッカリと使える馬なので最後混戦になれば浮上してきそう。

デンコウガイアは3月の六甲盃以来久々の競馬。4走前にはこのクラスで勝っているほどで能力は上位。距離も2勝をあげているので問題はない。ただ、能検の時は大きく馬体が減っていたし、最終追い切りも本来の走りではなかった。実績面は申し分ないが状態面が少し心配。

おすすめ買い目

馬単 5→11 11→5 5→12 5→7 5→10 5→9

 

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