Odds Park 競馬

８頭立ての少頭数となったが好メンバーが揃った印象。とりわけその中でもトウショウセレクトが目を引く存在。昨年７月以来の長期休養明けだが実績は断然で仕上がりも悪くなく、実戦勘や息さえ保てばアッサリ押し切るだろう。対するエイシンホクトセイも近走は好走を続けており、トウショウセレクトに休養明けの影響が出れば浮上はこの馬。チェリーベアハートはトウショウセレクトとの兼ね合いがカギだが、先手を取れれば一発は十分あるだろう。ナナヨンハーバー以下も流れが向けば連まで。

◎トウショウセレクト...昨年は金沢スプリントで待望の重賞タイトルを手に入れたが、その後に骨折してしまい長期離脱を余儀なくされた。それでも帰厩後はひと追い毎に動きは良化しておりシッカリ動ける状態に仕上がった印象。ゲートなど実戦勘が最大の焦点となるがこの馬の底力を信用したい。

○エイシンホクトセイ...昨年の走り振りからも暑い季節が合うようで、それを示すように気温が上がるにつれて動き反応が良化中。確かにトウショウセレクトは難敵だが相手は長期休養明けだし、追い切りの活気十分な動きからデキは更に上がっている印象。十分に勝ち負けまで期待して良いだろう。

▲チェリーベアハート...３走前内容から先手を取りたいところだが同型トウショウセレクトが強烈。それでも追い切りは長めから好時計で動けておりデキには自信は持てる。トウショウセレクトが休養明けの影響で出遅れしてしまえばハナはこの馬、ハナさえ奪えば逃げ切りまで。

△ナナヨンハーバー...Ａ１昇級後は流れが向いても善戦止まりでワンパンチ不足の感は否めないが、暖かくなるにつれて気配は上向いてきている。追い切りはサッと流して好時計が出ておりデキ自体は良さそうだし、少頭数でスムーズに運べれば上位争いまで可能。

×トリニティチャーチ...近走は年齢の影響がジワジワ出始めてきたのか走り振りに少し威力を感じない印象。それでも兵庫大賞典でも善戦できており大きく負けているわけでもないし、地力を問う展開になれば圏内は十分に可能だろう。

×シューニャ...確かに今回は距離が短すぎる嫌いがあるものの前走の勝ち振りは文句なし。Ａ１昇級もこれまで相手なりに走れてきたし格負けするとは考えづらく、上がりを要してスタミナを問う展開になれば浮上するチャンスはある。