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2016年6月 1日   馬瀬川特別 (笠松競馬)  

笠松競馬   第9レース   コース経験のアドバンテージ トーホウスマート
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

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 中央馬が圧倒的に優勢の交流戦。ここは2走前に同条件で2着があるトーホウスマートを中心視。逆転なら中央場所の500万で差のない競馬をしているナリタノヘアに、久々でも未勝利交流戦を圧勝しているディナスティーア。地元期待はジャックポットだが、転入直前がイマイチだけに、マイネルカペラの方をやや上に。セルリアンセレーノはさすがに条件が厳しいか。

 トーホウスマートはダートがどうかと思われた2走前だったが、岐阜金賞勝ちなどがある強豪キーアシスト相手に0秒1差2着で早くもメド。さすがは芝とはいえ中央2勝馬だけはあるようだ。ここも行き切れそうな顔ぶれだけに。「笠松は2着好走のコース。その時の勝ち馬は強かったが、3着馬には4馬身差あった。少々のペースで運んでも、自分の形ならそう簡単には止まらないよ」。

 ナリタノヘアは1400mだが500万条件で差のない競馬。未勝利ながら1800mでも2着があり、距離はそう気にならない。地方の馬場に戸惑わねば。「前走でも自分の時計は走っていますが、京都コースは前が止まりませんね。短期放牧を挟んで体がふっくら。1800mはこなせると思うのでメンバー次第でしょう」。

 ディナスティーアは2走目、ダートで一変した未勝利交流の勝ちっぷりが印象的。昇級戦、長期休養明けなど条件は厳しいが、楽しみはある。「完歩が大きいので坂路では時計が出ませんが、精神的には随分と落ち着いてきました。息遣いもひと追いごとに良化。レース勘が鈍っていなければいいですね」。

 マイネルカペラは9走連続の交流出走。このところ馬券になっていないが、南関東でのもの。小回り?も当地なら前進できていいのでは。「交流中心のローテーションだし、小回りコースも距離も問題はない。ただ、使い込んでいるので大幅な上積みは疑問」。

 ジャックポットは年初の在籍時にB-1特別を差し切り勝ち。あの勝ちっぷりならというところはある。500万では2400mで2着が一度。距離もOK? 「入厩直前の成績が物足りないし、冬期にウチで預かっていたころの出来はない感じ。実績のある馬だが、初っぱながこの条件では...」。

おすすめ買い目

馬単 7→3 3→7 7→8 8→7 3→8 8→3

 

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