おすすめ注目レース

2016年4月 7日   菊水賞(マコトスパルビエロ賞) (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   欠点少ないタケマルビクター中心視!
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋

sonoda08.jpg

本日のメインは兵庫3歳三冠戦の第一戦目・菊水賞。本命はタケマルビクター。デビューから9戦して馬券圏内を外したのは1度のみで、その競走は昨年11月6日の1700m戦。距離延長での敗戦だったために、レース直後は距離面を不安視する声も上がっていたが、陣営の見解は違っていた。「当日は発汗もキツかったし、いつもと違う雰囲気だった。距離よりもナイター競馬が影響したのではないか」とは長倉師。その話を証明するかのように、昼間の競馬に戻ってからは再び成績も安定。不安視されていた距離面も前走の1870m戦勝利で完全に払拭して見せた。自在性のある脚質、相手なりにシッカリまとめられる競馬センス、初戴冠に値する能力はシッカリ備わっている。エイシンニシパは現在3連勝中。反応も一戦毎に良化中で、今の勢いなら一気に重賞奪取も決して夢ではない。昨年の園田ジュニアカップ覇者ノブタイザンは帰厩後からの雰囲気がイマイチなだけに評価は下げたが、とはいえ地元戦負け無しの実績はさすがに軽視できない。他では、園田ジュニアカップで好走したブルーウィザードアサクサセーラ。JRA遠征で揉まれてきたエクスペクトパレスも要注意だ。

タケマルビクター...これまでの追い切りでは、直線で内にモタれたり、外に張ったりと、どこか真面目さを欠くような動きになっていたが、今回の最終追い切りは直線向いてからも真っ直ぐゴールへ向かって加速していた。緩さがなかなか解消されなかった馬体も、ここに来て締まりが出てきたように感じる。心身ともに充実期を迎えた感のある同馬、初重賞制覇へ向け態勢は万全だ。

エイシンニシパ...ホッカイドウ競馬からの転入初戦は3着と敗れたが、その後から3連勝。2走前までは1コーナーから動かして行かないと反応できないほどのズブさを見せていたが、前走はスンナリとテンから動くと、道中は引っ掛かり気味に追走、勝負どころで仕掛けられると一気に後続を突き放す一変の競馬を披露。今回もスムーズに反応さえ出来れば勝機は十分ありそうだ。

ノブタイザン...唯一の敗戦はJRA遠征戦のみで、園田馬場に限れば昨年の園田ジュニアカップを含む3戦3勝、地元馬相手には無類の強さを誇っている。今回は休養明け、先月のゲート試験や最終追い切りの動きには正直物足りなさは感じるが、地力は間違いなくメンバー中No.1。センスだけでアッサリ決めても何ら不思議はない。

ブルーウィザード...昨年の園田ジュニアカップでは、最後の直線でソラを使いながらも0秒1差の2着。その後の2戦はやや精彩を欠く走りになってしまっていたが、前走後からここを目標に定め、中間は針治療を施し丹念な立て直しが図られていた。トモの甘さから脚抜きの良い馬場がベストだけに、本日の雨予報も大歓迎だ。

アサクサセーラ...園田ジュニアカップでは10番人気の低評価を覆す好走を見せ3着。今年に入ってからもレース振りは安定しており、当時の走りがフロックではなかったことを証明。一時差し競馬に徹していたが、ここ2戦は先行策でも好走と脚質面に幅も出てきている。侮れない一頭だ。

エクスペクトパレス...まだレースに集中し切れない部分は残すが、そんな面を見せながらも昨年の園田ジュニアカップでは4着。その後はJRAへ2度挑戦。好結果は残せなかったが、強豪相手に揉まれたこと自体が大きな経験。これが糧となり気性面成長に繋がるようなら一変も十分。

おすすめ買い目

馬単 1→5 5→1 1→3 1→12 1→6 1→10 5→3 5→12

 

※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

 

地方競馬ならオッズパーク競馬