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2016年3月31日   オッズパーク・ダイヤモンド杯A1A2 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   斤量有利なトーコーヴィーナスを中心視
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋

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今回の本命はトーコーヴィーナス。前走は最後の直線で2着馬に迫られる場面はあったが、抜け出してソラを使ってしまったことによるもので、その差以上にまだ余裕十分。同馬は現在A2格付けなので、A1馬との混合戦の今回は斤量が一気に軽くなり52キロに。2~3歳時に重賞計6勝の実績から考えても、これはかなり恵まれた印象だ。タガノギャラクシーは、余裕残しの馬体ながらも兵庫転入後2戦2勝。この中間は追い切り本数も増やし、動き自体も更に良化。前走から斤量3キロ減も有利な材料だ。他では、前走手前替えの課題を克服したエーシングリズリー、前走よりも展開利が見込めそうなヒシサブリナ、キレが増してきたエーシンザヘッド、地元戦ならダブルファンタジーも一考の余地有り。

トーコーヴィーナス...前走は絶好の手応えながら直線案外と伸びなかったが、陣営の話によれば、直線でソラを使ってしまったことが原因とのこと。この面は昨年のグランダムジャパン3歳シーズン制覇時でも頻繁に見られていた一面で、馬自身に余裕、言わば調子が上がって来た証拠とも捉えられる。本来の動きが戻ったと想定すれば、今回の斤量52キロはかなり恵まれている印象。中心視は揺るぎない。

タガノギャラクシー...兵庫転入後から2戦2勝。前走は道中無理に抑えず、終始流して行くような競馬だったが、それでも脚色は衰えるどころか、ゴールに向かってグイグイと伸びていた。鋭い切れ脚が使えない点を考慮したレース運びが功を奏した印象で、2戦目にして同馬のストロングポイントが見出せたように感じる。今回は前走から斤量3キロ減の54キロ。更なる上昇が期待できそうだ。

エーシングリズリー...「調教ではスムーズに手前が替えられるのに、本番になると手前を替えようとしない」、そんな走り振りが災いして最後の直線で脚が上がっていたのだが、前走は初めて手前を替えていた。今回の取材では、その要因がハッキリ掴めなかったものの、追い切り気配は前走時よりも更に良化。再度手前をスムーズに替えられるようなら今回のトップハンデも苦にならないはず。

ヒシサブリナ...前走は同馬には珍しく道中折り合いを欠いてしまっていたが、2走前にテンから積極的な競馬をさせたことの影響が出ていたようにも感じられた。ここも折り合い面が巻き返しの鍵を握りそうだが、今回は有力先行馬が多い一戦だけに、再度その面が出てしまったとしてもカバーできそうだ。

エーシンザヘッド...前走は展開にも恵まれていたが、転入後からどれだけ道中タメを作っても上がりは39~40秒台の脚しか使えなかった同馬が、前走はメンバー最速の37秒台の上がりを披露。一皮剥けた印象があるだけに、今回も注意しておきたい。

ダブルファンタジー...ここ2戦は輸送競馬が堪えていた印象で、前走に関しては馬体も大きく減らしてしまっていた。その点、今回は輸送のない地元戦。追い切りの動きから仕上がりも順調。あとは当日馬体回復なら。

おすすめ買い目

馬単 10→9 9→10 10→3 3→10 10→1 1→10 10→8 8→10 10→2 2→10

 

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