Odds Park 競馬

今回の本命はトーコーガイア。前走は休養中に馬房内で外傷を負うアクシデントがあり、当初の予定よりも遅れた復帰となってしまったが、蓋を開けてみれば２着に４馬身差の完勝、兵庫ダービー馬の実力をまざまざと見せつけた内容だった。今回のＢ１戦は、休養前に連続２着だったが、ともに勝ち馬とは僅差。叩き２走目の上積みが見込める今回なら引き続き好機がありそうだ。レッドダニエルは、前走の兵庫転入初戦で２着。まだ真面目さに欠く面は見せるが、馬場慣れ見込める今回なら集中力も増してきそうだ。エーブゴールドマンとタガノラガマフィンは乗り方に注文付くが、型にハマれば一発十分。今回距離を戻してきたメイショウマツシマにも注意だ。

トーコーガイア…重賞制覇時ほどの長くしぶとい脚は使えなくなってきているが、うまくタメが作れれば一瞬のキレは発揮できる同馬。前走の内容を見ても、いかに前半で好位置に入れるかがポイント。今回のメンバーを見ると、人気の好調馬たちはテンからあまり動けていけないタイプばかりなので、前走同様の競馬に持ち込めそう。ここはＢ１条件惜敗続きに終止符打つチャンスだ。

レッドダニエル…前走の転入初戦はコーナーリングでモタつく面を見せていたが、陣営の話では、調教から真面目に動かない面があり、その影響が出てしまっていたとのこと。ただ、そんなズルさを見せながらも勝ち馬とは時計差無しの２着。今回はその気性面を考慮して併せ馬でシッカリ追い切り消化。一度馬場を経験した上積みからも反応良化が期待できそうだ。

エーブゴールドマン…気性面の難しさから勝ち切れない競馬は続いているが、近５戦を見ても２着３回３着１回とシッカリ相手なりにはまとめられている。前走は同馬には珍しく大きく崩れたが、テンから出して行ったことで道中引っ掛かってしまったことが原因。中間気配からも反撃態勢は整っている。

タガノラガマフィン…前走時は内側の砂がかなり重たくなっていた週で、道中イン回りを理想とする同馬にとってかなり厳しい状況だった。今週は当時ほど内の重たさは感じられず、ここなら２走前の再現も有り得そうだ。

メイショウマツシマ…近走の崩れは気になるが、出脚の遅いタイプだけに、前走に関してはスピード勝負の１２３０ｍ戦自体が合っていなかった印象。３走前には同条件で２着と好走。１４００ｍ戦で改めて見直したい。