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2016年3月 2日   エンプレス杯  (川崎競馬)  

川崎競馬   第11レース   アムールブリエの連覇濃厚
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

kawasaki07.jpg【中央所属馬の評価】
 昨年の勝ち馬アムールブリエの前走川崎記念Jpn1は、結果的に高い壁だったが、牡馬相手に0.8秒差3着なら自身の地力と長距離適性を改めて示した。牝馬同士のここは確勝を期して臨む。

 タマノブリュネットの前走TCK女王盃Jpn3は、外々をまくり中身の濃いレース内容。川崎コースは昨夏の条件交流で経験済み。2100mは初めてだが、外々を回った前走からも克服可能だろう。明け4歳の今が成長期。

 イントロダクションは昨年の暮れの北総Sで本格的にダート参戦。いきなり2着と好走した。末脚は鋭く、距離も1800mまでなら良績ある。初コース、初距離だが、牝馬同士のここなら。

 ティンバレスはJRAダート【3-4-0-2】。逃げ一辺倒だったが2走前差す競馬に。折り合い、レース振りは悪くないし、素直な性格なのだろう。初距離も問題ないだろう。

 ヴィータアレグリアは目下2連勝で、いずれも完璧な差し切り勝ち。時計面ではまだ物足りず格下感は否めないが、勢いと充実度には魅力を感じる。鞍上戸崎騎手の助けがあれば。

【地方所属馬の評価】
 浦和のトーセンマリオンは昨年の関東オークスJpn2でホワイトフーガの3着と健闘。とはいえ3.1秒差は正直微妙なところ。2走前のロジータ記念は出遅れながら5着と巻き返しなら、ひとまずここで地方馬再先着の期待は出来そう。それ以上は成長度に期待したい。

 船橋のオープンベルトは南関東B級で足踏み状態。3歳時ロジータ記念4着と好走しているが、展開に恵まれた。力不足か。

 笠松のタッチデュールはこのレース前2年11着、7着。基本的にはマイルがベストで距離が長い。紛れても入着は厳しいか。

 同じく笠松のユーセイクインサーも意欲的な挑戦が続くも、結果は成績通りで通用の目処が立たない。

 高知のブラックバカラは地元で3連勝中。ダートグレード競走では昨年のJBCレディスクラシックJpn1で9着、暮れのクイーン賞Jpn3で12着で、いずれも追走がやっとというレース。厳しいだろう。

【解説者の予想】
 ブチコの選定漏れは残念だったが、仮に出走できたとしてもアムールブリエの牙城は崩せなかっただろう。昨年の覇者にして、前2戦は牡馬相手のJpn2で1着、Jpn1で3着。2000m以上の重賞3勝と実績は断然。他にダートグレード競走の勝ち馬が居ないここで1キロ増の56キロも恵まれた。相手探しのレース。

 タマノブリュネットは前走TCK女王盃3着で目処たったし、3歳6月のA2下交流で川崎コースの経験もある。イントロダクションは準オープンで2着2回とダートでも通用の目は十分だが、勝ち鞍3勝は芝のレースである点がどうか。ティンバレスは実績では見劣るが、逃げから好位差しにすんなりと切り替えられるところにセンスを感じる。実績では見劣るが素質は高そう。ヴィータアレグリアも2連勝と勢いに魅力。今回ハードルは上がるが、戸崎騎手の手綱捌きに期待。

 ◎アムールブリエ
 ○タマノブリュネット
 ▲イントロダクション
 △ティンバレス
 △ヴィータアレグリア

おすすめ買い目

馬単 5→9 5→1 5→7 5→4

 

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