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2016年2月26日   梅花特別 (笠松競馬)  

笠松競馬   第11レース   ここでの負けは許されぬ リックムファサ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース  幸村博之

kasamatu05.jpg 東海クラウンを制して意気上がるビービーガザリアスはいるが、この条件でこの距離までならリックムファサは譲れない。ましてや1.5キロの斤量差があればなおさらだろう。ブルータンザナイトヤマノミラクルは自力で割って入るのは難しそうで、基本3着争い。穴ならサウスパシフィックだが、今回は様子見が無難?

 リックムファサは1400mで前走の相手なら勝って当然。今回もそんな顔ぶれになった。1600mまでなら守備範囲。結果が求められる。「次走予定の中央戦でピークに持っていくつもりだが、馬の雰囲気はいいよ。まだこの条件では負けたことがないし、弾みをつけたいね」。

 ビービーガザリアスは自分の距離だったとはいえ2回前の勝ち馬を抑えての東海クラウン勝ちは評価せねば。金沢へ帰る前にもう一丁。「前走は一本人気の馬を負かしてのオープン勝ち。まだまだ衰えてはいないね。本来はもう少し距離の欲しいタイプだが、ここなら」。

 ブルータンザナイトは差されはしたが、あれだけの掛かりが出てきたなら上向いてきたととらえていい。相手は上がるが、前走以上を期待。「スタートから出していったらハミをかんでしまったが、ここにつながる競馬はできたと思う。うまくなだめて行ければ面白いのでは」。

 ヤマノミラクルは14年道営ダービー馬が笠松遠征できっかけをつかんだようだ。決め手比べだとまだ微妙だが、流れ込むことは十分可能。「笠松できっかけをつかんでくれた様子だし、使うたびに前向きさが出ているのもいい。レース運びも悪くないし、ここも相手なりには」。

 サウスパシフィックは近2走は南関東だしブランクの影響もあろう。実績的には間違いなく通用。実質的な叩き3走目だし、当地なら!? 「昨年をまるまる棒に振っているし年齢的にもピークを過ぎている。ひとまず息はできているが、佐賀の実績をうのみにできないのでは」。
 

おすすめ買い目

馬単 6→4 6→7 6→5

 

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