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2016年2月11日 佐賀記念(Jpn3) (佐賀競馬) ツイート
佐賀競馬 第10レース 実績上位クリノスターオーに勝機
対馬 大樹
【中央所属馬の評価】
クリノスターオーの前走のチャンピオンズCは、先行した同馬には厳しい展開となったが、今回は地方ダートグレード競走で相手関係も随分と楽になった。ここまで重賞は昨年のアンタレスSを含め3勝。実績上位は明白。2000メートルも守備範囲でここは自在に立ち回れそう。勝ち負け十分。
ストロングサウザーは3走前にオープン特別を快勝。これまで重賞挑戦では掲示板に載っていないが、今回はメンバーは半分が地方馬。ここなら大きな差はないはず。体調面は悪くないだけに、入着以上を狙う。
マイネルクロップは昨年のこのレースの覇者で、続くマーチSも勝ち重賞2連勝を飾った。前走後はここを目標に調整。レース間は開いたが、しっかり乗り込まれており、デキに関しては問題ない。連覇も可能。
マイネルバイカは、前走の川崎記念で3着のアムールブリエとアタマ差の4着。3走前の白山大賞典Vをキッカケに完全にひと皮むけたようだ。今回は絶好の2番枠。持ち前の先行力を存分に発揮できそう。距離短縮も好材料。押し切りまで。
マイネルバウンスは前走で準オープンを勝って、今回はオープン入り即重賞だが、ここに来ての勢いは目が離せないところ。先行勢が揃ったここ、前が止まる展開になれば一気の差しが決まる可能性もあり。
【他地区所属馬の評価】
バズーカは昨年の東海ダービー馬。4歳を迎えた今年は更なる飛躍が期待できそうだが、今回は中央馬相手に初めてのダートグレード競走。一気の相手強化で自分の競馬に持ち込めるかが鍵。
ブランクヴァースは中央で3勝を上げているが、すべて芝でのもの。高知に移籍後に1勝しているが、ダートの強豪との対決は初めて。今回は評価控え目。
リワードレブロンは昨年のこのレースで地方馬最先着の6着。その後も遠征続けて強敵相手に揉まれてきた。順調に使われている強みで今年は掲示板を目指す。
【佐賀所属馬の評価】
キョウワカイザーは昨年の中島記念の覇者で目下5連勝中の地元の大将格。中央勢は強いが、今の同馬の充実ぶりは見逃せない。注目の一戦。
コウユーヒーローはキョウワカイザーに連敗中。仕上がりは悪くないが、ここでは家賃が高過ぎる。
マイネルパルフェの近走は地元A1条件で入着一杯の現状。ここに入ると力不足は否めない。
【解説者の予想】
今年も中央勢が強力。中でもこれまで重賞で3勝を上げているクリノスターオーが順調に仕上がった。小回りの佐賀コースなら2000メートルも不安はない。自在に立ち回って久々の勝利を掴む。マイネルバイカは3走前の重賞初制覇をキッカケにひと皮むけた感じ。前走の川崎記念でも強敵相手に4着と善戦。ここならスピードを生かして押し切りも十分。昨年の覇者マイネルクロップも力のいるダートは合っているだけに連覇も可能。良血ストロングサウザー、決め手強烈なマイネルバウンスも侮れない。地方馬では地元のキョウワカイザーに注。
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