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2016年2月10日   小野市白雲谷温泉ゆぴか特別A2 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   園田で無類の強さを誇るトリレンマが再戦メンバーを返り討ち!
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中村 龍海

sonoda04.jpg出走馬12頭中10頭が1月20日A2戦からの臨戦と、ほぼ再戦の図式となった今回の一戦。当時のレースは中距離戦にしては特殊なペースだったものの、仮に展開が違えどその時の上位3頭の牙城は崩れないと見る。中でも先行馬に厳しい展開を番手から押し切り、着差以上に強い内容だった1着馬トリレンマがここも不動の中心。2着馬エーシンザヘッドと3着馬キングブラーボの力差はほんの僅かだが、一戦毎の内容良化が顕著なキングを対抗に。ザヘッドも叩き3走目で更なる良化が見込めるものの、追われてズブい面があるだけに中央実績ほどの過信はまだできず3番手に留めたい。以下は内枠変わりでキョウワアーサー、叩き2走目の実績馬エーシンヘディング、岩手在籍時の主戦高松J騎乗が魅力のブルロック

トリレンマ…前走は半馬身差まで迫られたとはいえ、ただでさえ前掛かりなペースだった上に早めから競り込まれる非常に厳しい展開。それでも直線ひと伸びして押し切るのだから内容的には完勝。4走前はカラ馬の影響で致命的な不利を受けながらも勝利、2走前は背58キロの酷量でも圧勝と園田ではすべて強さだけが際立つ内容ばかり。前走で勝負付けが済んだメンバー構成なら負けるシーンは想像し難い。

キングブラーボ…2走前2着は相手関係に恵まれた面もあったが、前走は強力メンバーに混じりながらも抜群の反応で迫り僅差3着。4着以下には大きく差を付け、展開が向いたことを差し引いても優秀な内容だった。以前までは走りにムラが多かったが、ここにきて明らかに一皮剥けた印象。今の充実ぶりなら再度好勝負必至。

エーシンザヘッド…降級と距離延長の前走でキッチリ変わり身を見せ2着。JRAダート4勝の実績からすれば現級なら当然の結果とも言えるが、追われてからの反応や伸び脚にズブさを見せたため現状ではトリレンマに逆転までは厳しい印象。ただ追い切りの動きは一走毎に上昇を示しているだけに、これが実戦に結びつけば展開云々に関係なく際どい勝負に持ち込める可能性も。

キョウワアーサー…前走は園田1700M以上の距離で初めて連を外したが、多少間隔が開き馬体が減っていたことや、勝負どころで脚を無くした逃げ馬を巧く捌けなかったことも影響した。前走は大外枠だった分で内に潜り込むタイミングが遅くなったが、最内枠ならロスなく好走パターンであるイン回りの競馬が可能。状態面の上積みも見込めば前進は間違いない。

エーシンヘディング…前走9着は約1年のブランク明けを思えば仕方のない結果だが、終始外回りでコースロスが多く、勝負どころでスムーズに加速できなかったことも伸びを欠く原因となった印象。中央実績からすれば能力的にヒケは取らない馬。手替わり効果や長期休養明けを叩いた上積みを考慮すれば一変があっても驚けない。

ブルロック…移籍初戦の前走は一気にペースが上がった際に置かれ上位争いから脱落するも、最後まで脚は上がらず掲示板は死守。切れる脚がないだけに勝ち味には遅いタイプだが、バテない強みを生かせる展開に持ち込めれば上位進出の目はありそう。今回の鞍上は岩手所属時代に主戦を務めた高松J。4走前勝利へと導いた手腕に注目。
 

おすすめ買い目

馬単 6→3 3→6 6→11 11→6 6→1 6→12 6→8

 

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