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2016年2月 8日 こぶし特別 (笠松競馬) ツイート
笠松競馬 第10レース 見据えるのはもっと先 ホッコージョイフル
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
思わぬ辛勝になった前走のホッコージョイフルだが、相手もなかなかだったし、内容的には着差以上に強かったと思う。年明けの重賞・白銀争覇にも登録があったほど(補欠で叶わず)で、陣営の期待の大きい馬。ここで足踏みしてはいられない。相手はC-1特別で好勝負してきたオキテスグメシ、シガーロス、リネンハピネス。初戦が思った以上に走ったナリショーケントにも注意。
ホッコージョイフルは強敵ぞろいの叩き合いを制して2連勝。さすが500万交流で③②④②着だっただけはあるようだ。まだまだいけるはず!? 「間隔は詰まっているが、いい意味で平行線だね。先々はもっと上位を目指している馬だし、ここも自分の力は出してくれると思うよ」。
オキテスグメシは前回在籍時もいい勝ちっぷりを見せていたが、中央から戻ってきた後も確変は継続中。B-1特別でも楽しみ。「ローテ通りで至って順調だよ。まだ伸びしろのある馬だし、流れとかうまくかみ合ってくれれば、ここでもいい勝負になるのでは」。
シガーロスは下級条件とはいえ(8301)という数字に笠松との相性の良さを感じさせる。掛かるので距離延長はプラスではないが、結果は出しているのでそう気にしなくていい。「前開催は僚馬との兼ね合いで距離を嫌ったまで。動きはいいし、好仕上がりだよ。相手はそろったが、ポンと行ければの期待感はある」。
リネンハピネスはここに出走のオキテスグメシ、シガーロスらとC-1特別で勝ち負け。2組で負けたのは少し気になるが、前走控えて勝ったことに好感が持てるだけに押さえたい。「体調はこの馬なりに安定しているよ。距離延長でこのメンバーに入ると楽な競馬は望めそうにないが、見せ場は作りたい」。
ナリショーケントは人気馬の凡走もあったが、早め先頭からの押し切りで時計も上々。当地の水が合った可能性はある。距離も問題ないので。「展開にも恵まれたが、手探りの初戦であれだけの競馬ができたし、馬場の適性はあるね。メンバーは強くなるが、ちょっと楽しみ」。
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