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2016年1月21日 園田クイーンセレクション (園田競馬) ツイート
園田競馬 第10レース 園田馬場で見直しランランラン
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋
本日メインはJRA桜花賞トライアル地区代表馬選定競走・園田クイーンセレクション。今回の本命は地元馬ランランラン。北海道から園田転入後3戦の成績は今ひとつだが、3走前の笠松・ラブミーチャン記念では直前の調整で一頓挫あり、満足行く仕上げ自体もできていなかった。その後のJRA2回の遠征は共に掲示板を外しているが、前走の千両賞(500万下)は発馬から終始外を回らされながらも上がり36秒8をマークし8着。因みに同レース4着馬ロジクライはその後にGIII・シンザン記念を勝利、レベル自体も決して低くはなかった。今回も中間調整は順調、久々の園田馬場で今一度見直したい。他地区遠征馬で最注目は笠松のリン。同馬も北海道から笠松に移籍後は2戦JRA遠征していたが、前走初めての地元戦で出遅れながらも楽々勝利。今回は先行馬の多く揃った一戦だけに、同馬の末脚が如何なく発揮されそうな舞台設定とも言える。他では、園田PCの雪辱に燃える地元馬スマイルプロバイド、名古屋3戦3勝キニナルーイ、園田馬場経験済みの笠松シャイニーネーム。昨年の園田JC勝ち馬と小差競馬の経験があるシュエットも牝馬戦なら面白い存在に。
ランランラン…3走前の笠松・ラブミーチャン記念ではソラを使う面が早々出てしまったことも敗因だが、当時は直前の調教中に外傷を負ってしまい、最後の仕上げで多少狂いも生じていた。今回は同レースを目標に前走後から入念な乗り込みを消化。普段の調教に跨る小山裕Jも「良い意味でのウルサさが出てきたように感じる」とコメント。万全の仕上げで臨む今回、園田籍での初勝利が期待できそうだ。
リン…ハイレベルのホッカイドウ競馬でデビュー勝ち。その後は思うような結果が残せなかったが、4走前の重賞ブロッサムCでは結果7着ながらラスト3Fは勝ち馬と同タイムをマークしていた。笠松転入後、初の地元戦だった前走もスタートで出遅れながら強烈な末脚でライバルを一掃。主役級の決め手は十分備わっている。
スマイルプロバイド…デビューから3連勝で臨んだ5走前の園田PCは1番人気の支持を受けながらも大敗。その後、一時は足踏みを続けていたのだが、現在一般戦を連勝と再び勢いが出てきた。デビュー当初から逃げの一手だった脚質も、最近は番手で控える競馬にシフトチェンジ。新しい脚質を武器に再び牝馬重賞挑戦へ。
キニナルーイ…これまでの4勝中3勝は現在の名古屋・角田輝厩舎へ転入後に挙げたもので、東海地区では3戦3勝の負け知らず。今回は同型馬が多い一戦だけに、先陣争いの落としどころが鍵だが、素早く先手を奪っていけるようならアッサリ押し切っても不思議はない。
シャイニーネーム…昨年9月の園田PCでは3着。その後も全国交流戦の川崎・ローレル賞で4着と善戦している。今回、中4日の強行日程は気になる材料ではあるが、その実績面を考えれば軽くは扱えない存在だ。
シュエット…前走は出遅れ、2走前は道中内に閉じ込められる展開と流れに乗り切れない内容が続いている。展開に恵まれたとはいえ、3走前には後の重賞勝ち馬ノブタイザンと小差の競馬。スムーズなら一発も。
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