Odds Park 競馬

昨年の３歳馬はついに未勝利に終わったＢ級１組の特別戦。例年４歳馬が活躍する条件だが、今年の明け４歳は…。占う意味でもルーヴルヴォイスに注目してみた。軸としてならカラジャスが無難か。サマーデライトは展開利がありそう。追い込み連中が早め始動ならヤマニンサッチェル、デトロイトクイーン、デルマボサツらが浮上。

ルーヴルヴォイスはきっちり勝ち切ったことに好感。一時期より持ち直し傾向にあるのは確かなようだ。前々で運べているのも悪くない。「前走のような競馬ならしぶといが展開がゴチャつくと嫌気を差すような面もある。条件強化だし、すんなり流れに乗りたいね」。

カラジャスは堅実な末脚が持ち味だが、最近は特にいい感じで繰り出せている。同級馬はもちろん、今ならＡ級馬相手でも好勝負が可能。「自在に運べて展開に左右されないのが強み。馬の状態はいいし、堅実に走れている。この条件でも自分の力は出してくれると思う」。

サマーデライトは勝ち切るまでには至らないが、この馬なりの競馬はできている。ここは主導権が握れそうな顔ぶれ。すんなり先行なら。「勝ち切れない競馬が続いているが暮れあたりから掛かりが良くなっている。楽なメンバー構成じゃないがそこそこの競馬はできるはず」。

ヤマニンサッチェルはさすがにあの位置からマクり切ることはできなかったが、出来は悪くなさそうだ。流れひとつで台頭の場面も。「前走は位置取りの差が出ただけで馬の状態は悪くない。もう少し距離は欲しいが、相手なりに走れるタイプ。ここもタイミングひとつだね」。

デトロイトクイーンはここ２走はらしからぬ位置から。ああいう競馬ができるとアテにしやすいのだが。あくまで流れ次第になる。「前走は距離延長と僚馬のフォローがあってうまく末脚を引き出せた。引き続き状態は良さそうだが、ここも展開待ちじゃないかな」。

デルマボサツは使いつつの良化か距離短縮か、直線鮮やかに切れた前走。前回在籍時はＡ－２特別で２着あり。この程度の相手強化なら？　「前走は位置取りを考えれば相当な切れ味でした。好メンバーのここが試金石ですが、再度あの脚が使えればそこそこやれていいのでは」。