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2016年1月 3日   名古屋記念(SP1) (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   混戦を断つ ドナルトソン
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース  幸村博之

nagoya04.jpg 昇級してからも(5332)と抜群の安定感を誇り、先行有利の馬場とはいえ前走で初のオープン勝ちも果たしたドナルトソン。春ごろのうなるような出来ではないが、ここは展開不問の脚質が生きそうだ。ベルライントップフライアーの先行力はやはり注意せねばなるまい。イワクラギンガマルカファインエーシンフルハウスの差しが穴っぽい。

 ドナルトソンはいいころに比べると物足りないが、それでもそこそこ走ってくれるから頼もしい。距離も本質的にはいいはず。「乗り込みは足りているし、しまい重点の追い切りも良かったと思います。安定した状態なので、発馬を決めてすんなり運べればでしょう」。

 ベルラインは東海菊花賞でも善戦と距離を克服するなど、小回りに高い適性を示している。ベストはこの距離のはず。逃げでも好位でも。「早くからここを目標にしてきました。1400mなので激しい競馬になりそうですが、ハナには固執せず臨機応変に対応したいですね」。

 トップフライアーは夏休み後は転入当初の感じになく、臨戦過程は微妙だが、1400mで走らなければいつ走る!? 2走前より相手は楽だ。「多少疲れが残っているようだから直前は軽めにとどめ、運動量を増やす調整に切り替えた。今回は本調子とはいかないから、距離の適性と底力に期待だよ」。

 イワクラギンガは夏に頑張ったぶんか秋はイマイチも、ここにきて掛かりが戻ってきた。牝馬ながら冬はいい馬。距離OK、差しても来る。「前走はうまく運べたが、今回のメンバーで自分のペースを守れるかとなると難しいかも。状態に変わりはないが、大きな期待はどうだろう」。

 マルカファインは転入2走目で一変。攻め馬の雰囲気、中央の格からして驚くことではない。前走で伸びあぐねたのは太め残りとか。距離短縮で切れが増す可能性も秘める。「ベストの体重は把握できていないが、サッと流した動きには軽快さがあったし、いい感じ。自身の上積みはあるとみている」。

 エーシンフルハウスは昨年の秋にはこのコンビでオープン勝ちあり。こなせぬ距離ではないし、内枠も悪くない。息を潜めて一発? 「調教では掛かりがいいし、割といい感じだよ。今回の相手で前走のようなレース運びは望めないが、前がモツれてくれればかな」。
 

おすすめ買い目

馬単 10→2 2→10 10→7 7→10 10→6 10→4 10→1

 

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