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人気はビービーオドラント。道営の成績がよく、こと転入直前の切れ味は抜群だった。このメンバーなら能力の違いを見せ付けそうだ。が、馬体が寂しく、思うような調整とはいかなかった模様。それでもという相手なのだが、人気するなら…。そこでルミノアルマースからというのも一考の余地。大敗した特別は勝ち組戦。今回は同じ特別でも牝馬限定の賞金順だし、３歳馬も不在。ビービー以外には優位感。以下プルメリアアスク、エンドゾーン、降級組ではヒノデワビスケ。

ルミノアルマースは特別が大きな壁になっているが、勝ち組での話。今回は牝馬の賞金順だ。通常の平場と同じと考えれば狙いは立つ。「まずまずで悪くはない状態だね。前走からすれば手薄なようでもあるし、うまく追走できるようならチャンスが出てくるかも」。

ビービーオドラントは１年２カ月のブランクを経て道営で再起を図り（２３１１）。当地ならさらに上積みが見込めそう。注目の初戦。「入厩時は馬体がガレ気味だったので、欲をいえばもう少し時間があればの気持ちです。とはいえ道営時も寂しく見える馬体で走っていたと聞いてますし、現状でも今回の条件ならいいレースができそうです」。

プルメリアアスクもルミノアルマースと同じようなことが言える。このメンバーならいい先行ができそうだ。それなら粘り込み十分。「前走も自身の時計は走っているように悪くはない状態だね。ポンと先行できればもう少しやれるかも」。

エンドゾーンは内で行けなかった前走は度外視。もう少しやれる力は有しているはずで、ここならといったところはある。好位が取れれば。「一連の内容からして今回のメンバーなら差は感じないが、体調はいくらか落ちているようでもある。どんなものかな」。

ヒノデワビスケはコーナリングがうまくない馬だが、モタモタしてもいいころなら直線盛り返した。降級と1400ｍでの変わり身に期待したいが…。「前走もいいところがなかったし、この馬らしさが戻ってこない。まだまだで期待は先になるかなあ」。