おすすめ注目レース

2015年11月19日   霜月特別A1 (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   適距離に戻りヒシサブリナ反撃!
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋

sonoda03.jpg今回の本命はヒシサブリナ。前走の姫山菊花賞は7着と大敗したが、これまでの園田1700m戦で未勝利という成績が物語るように、やはり微妙な距離延長でも走りに影響してしまうようだ。今回の1400m戦は、2走前に念願の重賞初制覇を達成した舞台。距離短縮で改めて見直したい。ニホンカイセーラも同タイプで、前向きすぎる気性だけに1700m戦よりも1400m戦の方が折り合いもスムーズ。園田チャレンジCでは上記馬に負けたが、当時の前半位置取り、勝負どころでのコース取りを考えると、着順ほど差はなかったように感じる。他では、JRAダート4勝馬のドリームコンサートエーシングリズリー、前走勝利で勢い付くタガノバロット。淀みない展開になればワキノコクリュウのG前強襲も。

ヒシサブリナ…前走の姫山菊花賞は距離延長も影響したが、最近は反応にジリっぽい面を出している同馬だけに、前半で好位置が確保できなかった点も敗因のひとつだったように感じる。現に、2走前の園田チャレンジCや、3走前の笠松・くろゆり賞でもペースアップで一度置かれるような場面を見せていた。その点、今回は発馬から距離ロスなく運べられそうな最内枠。発馬さえ五分に決まればチャンスがありそうだ。

ニホンカイセーラ…前走は発馬後200m付近で内の馬が前に割り込んできたために位置取りを下げる格好になってしまっていたし、勝負どころでもだいぶ外を回らされるロスもあった。それを考えれば5着という結果ほど悪い競馬はしていなかったように感じる。久々分を割り引いても、評価はこれ以上下げられない。

ドリームコンサート…今年4月の休養明けから着順がパッとしない点は少し気懸かりだが、とはいえそのすべてが勝ち馬から1秒以内でまとめている。調教を見ると、まだ馬体に余裕はありそうだが、1600万下条件での成績を考えれば、素質だけでアッサリという場面も十分考えられる。

エーシングリズリー…レースになるとスムーズに手前を替えない面が出てしまうため、距離が延びると直線で甘さを出てしまうが、そんな現状でも前走の1400m戦も勝ち馬とは0秒1の僅差。前半ペースがうまく落ち着きさえすれば勝機も出てきそうだ。

タガノバロット…前走は休養明け2走目の上積みもあったが、外枠を利してスンナリ先行できたことも勝因に感じる。高齢馬だが動きにまったく衰えは感じさせない。今回もスンナリと先行できれば再度粘り込みあっても。

ワキノコクリュウ…転入当初は一本調子な走りだったが、最近は控えても味な競馬ができるようになってきている。JRAでは1000万下条件で小差の競馬をしていた同馬だけに、今回昇級も問題は無さそうだ。
 

おすすめ買い目

馬単 1→9 9→1 1→2 2→1 1→10 10→1 1→6 6→1 1→3 9→2

 

※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

 

地方競馬ならオッズパーク競馬