Odds Park 競馬

　前走の勝ちっぷりが良かったフェアリードールはデキも良く、今の状態なら初重賞制覇が期待できる。好内容を続けるツルマキイチバン、実績上位キサラキクが相手となるが、銀河賞３着馬センゴクイチも好勝負が可能。障害での膝の甘さが解消されたアアモンドセブンに注意。

　フェアリードールは前走障害をひと腰でまとめトップ抜けしてそのまま押し切りと好内容のレースで完勝。今回は重賞となるが、登坂力で勝負する馬だけに、斤量増はプラス材料。中間も絶好の動きを見せており、デキに関して不安のない状態。４歳牝馬限定戦なら勝ち負けできる力を持っているし、前走の勝ちっぷりなら初重賞制覇も可能。

　ツルマキイチバンは３歳時にばんえいオークスで３着、前哨戦の紅バラ賞では勝ち馬から差のない４着と好走していたし、ここでもヒケを取らない力を持っている。切れ味で勝負するだけに、馬場が軽くなるのは好材料。

　キサラキクは障害で膝を折ってから立て直せずにしんがり負けの前走。中間の動きは良く、デキ落ちの心配はない。今回は前走から更に増量されて720キロとなるが、得意の軽馬場なら修正も可能。黒ユリ賞、ばんえいオークスを制しているように、同世代の牝馬が相手なら実力、実績ともに上位。巻き返し十分。

　センゴクイチは⑥④着と結果を残せていないが、斤量が増加された中でも障害はスムーズにまとめており、内容的にはマズマズ。今のカカリならここでも大きく崩れる心配はない。銀河賞で３着と好走しているように、４歳牝馬限定戦なら力上位。警戒したい。

　アアモンドセブンはペースが速くなった中でも障害はひと腰でまとめていたし、結果は４着も、内容は悪くなかった。斤量は増量されているが、膝の甘さが解消された今なら対応可能。注意したい。