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2015年11月 5日   北海道2歳優駿 (門別競馬)  

門別競馬   第10レース   タービランスが北の2歳王者に輝く
対馬 大樹

【中央所属馬の評価】
 エネスクはデビューから2戦2戦。前走のプラタナス特別(500万下)では、出遅れて道中は外を回り、1分36秒6のレコードで勝つのだから大したもの。ダート適性は勿論だが、潜在能力も相当に高い。初のナイター、距離延長がどうかだが、前回に続きMデムーロ騎手が手綱を取るなら心配はない。無敗の2歳ダート王誕生も十分。

 キョウエイギアの初戦は直線で前が壁になり、追い出すタイミングが遅れて3着止まりだったが、2戦目で初勝利を挙げて力を証明。持ち時計も大幅に詰めており、まだまだ良化の余地はありそう。今回と同じ1800メートルを2度経験しているのも大きな強み。重賞でも注意。

 ナンヨーファミユの前走はレコード決着で勝ち馬と同タイムの2着。最後の直線では内、外とのコース取りの差はあったが、上がり3ハロン37秒2は勝ち馬の上がりを0秒1上回る時計だ。距離も未勝利勝ちで経験済み。キャリアも豊富で、今のデキならここでも差はない。

 マイネルアトゥーの前走は初芝で強敵相手。さすがに新馬戦ほどの脚は使えなかったが、掲示板を外さなかったところはこの馬の地力。今回は新馬勝ちと同じダート1800メートルが舞台。先行力はここでも五分。仕上がりも良く、この条件なら巻き返しは可能だろう

【ホッカイドウ競馬所属馬の評価】
 タービランスは新馬戦を快勝すると、2戦目で果敢にJRAの芝に挑戦。結果は12着に敗れたが、地元に戻ってからは3連勝。前哨戦のサンライズCも着差以上に強かった。スピードとパワーを兼ね備えた地元2歳最強牡馬。JRA相手でも4戦4勝の門別なら互角以上に戦えるはず。今年の2歳王者はこの馬だ。

 タイニーダンサーはここまで7戦4勝の成績で重賞3勝。前走はダートグレード競走のエーデルワイス賞を完勝して今年の北のダート2歳女王に輝いた。唯一の牝馬だが、実力はここに入っても遜色なし。今の勢いならダートグレード競走2連勝も狙える。

 スティールキングは1勝馬だが、栄冠賞4着、ブリーダズGJC、サンライズCで2着があるように、重賞でも勝ち負けできるだけの力の持ち主。素質の高さは同厩舎のタイニーダンサーにも負けてない。キャリアも豊富、大一番で一発あっても驚けない。

 サハラファイターは前々走の内回り1500メートルでレコード勝ち。続く前走は2着で連勝は逃したが、前々走の勝利でひと皮むけたことはハッキリと証明。相手は強化されたが、更にパワーアップした今回は善戦可能。

 ジャーニーマンはデビュー当初から末脚に定評があったが、距離が延びた前走のサンライズCでもいい脚を長く使い3着と好走。あの走りなら1800メートルでも問題ないだろう。中間の動きも文句なし。相手は揃ったが、追い比べに持ち込めれば、ここでも馬券圏内へ。

 デライトメッセージは2勝馬だが、認定勝ちはなく、今回が重賞初挑戦。さすがにここでは家賃が高過ぎる。デキはいいが、入着が一杯か。

【解説者の予想】
北の2歳ダート王を目指して、JRAから4頭、ホッカイドウ競馬から6頭が参戦。今年は10頭で行われるが、例年以上にハイレベルなメンバーが集まった。その中でも注目したいのはタービランス。前哨戦のサンライズC優勝を含めて門別では4戦4勝と負け知らず。内回り1600メートルの2歳レコードホルダーでもあり、スピードとパワーを兼ね備えた地元の雄が今年の2歳王者に輝く。強敵はJRAのエネスク。デビューから2戦2勝の素質馬で、レコード勝ちした前走のパフォーマンスも強烈だった。鞍上も魅力だし、無敗で2歳の頂点に立つ可能性も十分。ダートグレード競走のエーデルワイス賞を優勝したタイニーダンサーも地力は互角。唯一の牝馬でもここまで重賞3勝の実績は見逃せない。今回と同じダート1800メートルで勝っているキョウエイギアナンヨーファミユマイネルアトゥーにも警戒が必要。

 

おすすめ買い目

馬単 7→9 9→7 7→8 8→7 7→5 7→2 7→4

 

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