おすすめ注目レース
2015年9月23日 秋の鞍(SP1) (名古屋競馬) ツイート
名古屋競馬 第10レース 力の比較が難しい一戦です!
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
遠征馬、昇り馬、既成勢力の力の比較が難しく、印がいくつあっても足りない一戦。個人的には格下感はあるものの、ここ目標に好仕上がりのコスモアルバトロスに相手なりの期待をかけてみた。既成勢力の筆頭ハナノパレード、遠征勢の筆頭バズーカはもちろんのこと、僚馬ミトノレオ、力が入っている様子のウイズキッド、ムラ駆けメモリードルマンなどにもチャンスあり。
コスモアルバトロスは脚質的にとりこぼしもあるが、きっちり脚を伸ばしては来ているから、この相手でもそれなりにやれるのでは。1600mの方が競馬もしやすいはずだ。「ここを目標にしてきました。併せ馬の追い切りも良かったし、仕上がり状態はバッチリです。スピード勝負になると少し分が悪いので、できれば時計がかかる馬場状態になってほしいですね」。
ハナノパレードは東海ダービーはベストの状態といえなかったし、前走は長距離輸送で古馬相手。生え抜きでは実績No.1といえる存在。地元なら牡馬相手でも巻き返したい。「ダービー当時は疲れがあったし、前走にしても条件的に厳しい面があったから、ここ2戦は度外視していい。体調は上がってきたことだし、前々で自分の競馬ができればそこそこにやれるはずだよ」。
バズーカは名古屋に籍を移して東海ダービーを勝つと、兵庫に戻って金沢・MRO金賞も勝利。ともに自分で動いて捕まえに行く強い内容だったからフロックではないだろう。重賞初勝利の地で再び躍動するか。「大井から戻った後も至って順調で今回もいい追い切りができた。交流戦を使ってきたおかげで速いペースにも順応できているし、赤岡騎手とのコンビでどんなパフォーマンスが見られるのか楽しみにしている」。
ミトノレオは勝ち運に見放されているが、重賞戦線での一連の好走は評価すべき。ここ2走はA級古馬との1400m戦。3歳馬同士で1600mなら道中の動きも違ってこよう。「東海ダービー当時の出来に近づいてきました。相手は強いですが、何とか上位に食い込めないかと思っています」。
ウイズキッドは浦和に転じて中央未勝利との交流戦で初勝利を挙げると、対古馬2走目B3C1で9馬身ちぎった。地方馬場に適性を示しているし、その先行力は当地でさらに威力を増しそうだ。「メンバーが強いので胸を借りるつもりで臨むが、1600mでスピード勝負になれば互角に渡り合えると思っている。重賞初制覇がかかっているし、輸送をうまくクリアして何とか頑張ってもらいたい」。
メモリードルマンは状態は戻っているだけにまじめに走ればクイーンCのようなパフォーマンスは可能なはず。いろんな意味で前走がアテにならない馬だ。激走があっても驚けない。「ゲートで座る癖があるので発馬が安定しない。ここ数走で思惑通りに運べたのは笠松戦だけだね。今回は尾っぽを持つ予定でいるが、それがいい方に出るとは断言できないし、アテにしづらいよ。いい馬体になったし体調はいいけど、果たして…」。
おすすめ買い目
※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。