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2015年9月17日 オータムカップ(SP2) (笠松競馬) ツイート
笠松競馬 第10レース 充実一途 アップアンカー
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
名港盃、くろゆり賞と夏の名物重賞を制してきたアップアンカー。反動どころかさらに上向きのようで、3戦3勝の笠松コースなら今回は堂々の主役に推したい。強敵は実力馬マヤノクレドとサイモンロードになろう。少し力不足だし強行軍だが、距離延びたランフォージンが食い込めば妙味。トウショウプライド、プラチナタイムの金沢2頭もクサい。
アップアンカーは名港盃が馬場の恩恵だけでないことをくろゆり賞勝ちで証明。この陣営らしく仕上げに抜かりはないし、兵庫勢不在の今回は負けられないぐらいの気持ちか。「今のトレセンは時計が出やすいにしても、13日は動かし過ぎたかなと思えるくらいで、十二分に乗り込んできた。いい状態で臨めそう」。
マヤノクレドは短期放牧明けに少し順調さも欠いた前走で5馬身差とあらためて地力を示した。叩いた上積みは大きいし、距離も問題ないはず。名港盃のリベンジに燃える。「使い込んで良くなるタイプと思いますし、上積みは見込めると考えています。追い切りの動きも合格点でした。期待感を持って臨みます」。
サイモンロードは気性的なものか昨年春からは直線でバッタリ止まるレースが目につくが、地方馬同士ならという面はまだ残している。輝かしい実績は衆知のところだろう。昨年きっかけになったレースで今年も。「遠征後はじっくり間隔を取りましたし、本数もきっちりこなしてきました。12日の追い切りでは耳を絞るような面も見せず、スムーズな動きでしたからね。この馬の力を出せる状態にはあります」。
ランフォージンはそれなりにくっついては来るが、強い相手には離され気味。この日程だと状態は維持がいっぱいだが、距離に上積みは求められる。代打に岡部騎手を据えてきたあたり、不気味さが漂う。「連闘だけに体調維持に努めています。中央時は中、長距離主体に使っていた馬なので、距離延長はプラスに考えています」。
トウショウプライドは金沢では掲示板を外していないが未勝利。A・G・I勝ちは当然としてもサマーカップ3着からすると当地ならの上積みはある? 距離もそう問題ないはずだ。「暑い時季も過ぎて状態面は良くなっているし、ここを目標に調整してきたからね。笠松も2度走って結果が出ているし問題ないよ。あとは相手次第ではないかな」。
プラチナタイムは南関東ではB1勝ちまででA2下では善戦止まりだったが、他地区に行けばというところを前走で見せた。距離延長はプラス。好発を決めて前々なら。「ここまで数本追い切り、13日にもう1本行って仕上げる予定。輸送競馬も問題ないと思う。変わってくれた前走からも距離は長い方が合うタイプ。小回りでどうかだが、スッと前につける競馬ができれば」。
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