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上位陣には好メンバーが揃い混戦模様。加賀友禅賞で好勝負を演じたアイナ、エムティサラ、前走千七戦を快勝して復活を果たしたライブザドリーム、ここ２戦古馬を相手に連続連対中と好調のベニバナオンリーが単争いの有力候補だが、展開次第ではこちらも２連勝で復調なったレオパルトにも上位進出のチャンスは十分ある。

◎は⑦アイナ。前走の重賞加賀友禅賞を含め、当地転入後の２戦では園田の３歳上級クラスで好勝負を演じてきた実力を十分に発揮し連続連対。スタートに課題を抱えているものの、最後の末脚は安定且つ強力。距離延長に関しても中央時代には芝ながら今回と同距離も経験しており、血統的にも問題なし。今回も上位争い有力。

○は⑪エムティサラ。ここまで制した３つの重賞は全て異なる距離であり、条件への対応力では他馬より一歩リードしていると言える。ややムラ駈け傾向ではあるが、ここ一番においての勝負強さは折り紙付き。３冠最終戦を連勝で制し、４つ目の栄冠へ。

▲は⑨ベニバナオンリー。近２走はＡ級の強力古馬勢を相手に連続連対を果たした。ここまでまだ重賞タイトルには縁がないが、相手や条件を選ばず安定した走りを続けており上位候補としては外せない存在。今回は同世代相手となり、負けられない戦いに。

△は⑫ライブザドリーム。前走の快勝劇は高レベルの場で揉まれて来た成果であり、更なる成長を遂げた姿を見せたと言える。キャリアでは他馬に一歩譲るものの、成長力は一番。距離延長も問題なく、ここも上位争いを大いに期待。

注は④レオパルト。素質馬も一時は精彩を欠いていたが、この夏２連勝を決め華麗に復活を果たした。重賞はここまで２戦して結果を出せてなく、距離延長にもやや不安はあるが、前目に付けて流れに乗ることができれば連圏突入も。