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2015年9月10日   秋桜(あきざくら)賞(SP1) (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   V3へ意欲的! ピッチシフター
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース  幸村博之

nagoya13.jpg今年、未勝利のピッチシフターだが、グレード競走中心のローテで相手が相手。東海桜花賞や兵庫サマークイーン賞も擁護はできる。ベストの条件で2連覇中のこの秋桜賞は譲れない。相手筆頭は進境著しいリノワールケンブリッジナイスタッチデュールも圏内。ナムラビジンがどこまでやれるか注目だ。イワクラギンガあたりが突っ込むとおいしいのだが…。

ピッチシフターは一昨年、昨年のこのレースの覇者。ベストの1400mで行われる地元牝馬重賞だけに逃したくない鞍だろう。いい出来というのならV3に期待しないわけにはいかない。「ズブくなっていますし、馬体も丸みを帯びて立派な印象を受けるので追い切りを強化しました。状態そのものはいいので、今回の条件なら巻き返せると思っています」。

リノワールは重賞初挑戦となった兵庫サマークイーン賞で4着に健闘すると、読売レディス杯では長くいい脚を使ってあわやの2着。一躍、全国区に浮上した。進境度に注目。「28日にビッシリ追っているので直前は息を整える程度。仕上がりは問題ない。前回は発馬直後に挟まれたし、砂をかぶる展開も影響して後方から。先行馬が残りやすい馬場だけに少しでも前で運びたいところ。今回もスタートが鍵になりそう」。

ケンブリッジナイスは数字的には先行勢に厳しい流れの中で頑張った方だと思う。遠征慣れしているし、名古屋の1400mは合いそう。逃げでも差しでも折り合って行ければ。「ここ照準に順調に調整してきた。前走の走りが案外だった点は気掛かりだが、スムーズに流れに乗る競馬で頑張ってほしい」。

タッチデュールは近走着順ひと息なのは交流重賞ゆえ。しまいに懸ければまだまだいい脚を繰り出す。数ある選択肢の中からここへ。昨年惜敗の雪辱に燃えていることだろう。「前走は勝負どころで前が壁になってしまった。スムーズならもう少しやれていたはず。日程は詰まっているけどタフな馬だし、ここ目標にまずまずの出来にはあるよ」。

ナムラビジンは大差勝ちもC、B級では過大評価禁物? でも時計は確かに優秀だ。500万からの転入ならそうヒケ目もないのでは。大外枠もモマれない枠とプラスに解釈したい。「勝ちっぷりがいいからあえてここへ挑戦するが、正直どこまでやれるかは何ともね。日程が詰まっているからセーブ気味の調教は予定通り。状態に変わりはないよ」。

イワクラギンガは内をすくえた勝ち馬に対し、こちらは外から逃げた馬を捕まえに行った。前走はそのぶんもあったか。得意といえぬ夏だが今年は頑張っている。ここは差す競馬で見せ場を。「格上を相手に頑張っているよ。これ以上の良化は望めないとしても、安定した状態だからここも見せ場くらいは作れるのでは」。
 

おすすめ買い目

馬単 3→8 3→10 3→11 3→12 3→9

 

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