Odds Park 競馬

【結論】
　今季６戦して３勝、２着２回のグランヴァン。崩れたのはＪＲＡの強豪が揃った北海道スプリントＣだけ。グランシャリオ門別スプリント(同着２着)の内容を見ても、このメンバー相手なら力上位は明白。態勢も万全で昨年に続き連覇を狙う。相手は原厩舎の３頭。中でも中央から戻ってからは５戦４勝、２着１回とパーフェクト連対のガルノーヴァの勢いに注目したい。負担重賞50キロも魅力だし、自在性を生かして重賞でも首位争いに持ち込む。コールサインゼロは２歳時の昨年に当地で重賞２勝。南関東に移籍後は結果を残せなかったが、復帰２戦目の前走で見事勝利。距離適性も十分で立ち直った今ならここでもチャンスはある。シセイカイカは全15勝を門別1200メートルで上げている。この距離のスペシャリストであり、重賞でも今の充実ぶりなら要注意。あと、クリーンエコロジー、ドラゴンウィスカーも地力からいって侮れない存在。

【詳細解説】
グランヴァンは昨年のこのレースの覇者。今季は６戦５連対と好調で、ここ２戦は条件戦でも完勝といえる内容だった。グランシャリオ門別スプリント(Ｈ３)では同着２着。その時の上位馬ポアゾンブラック、アウヤンテプイが不在なら、同馬の力を素直に信頼したい。２連覇へ王手。

ガルノーヴァは中央移籍後は結果を残せず、今年地元に戻ってきたが、復帰後は５戦して４勝、２着１回とパーフェクト連対。一戦毎にパワーアップしており、今の充実ぶりは見逃せない。重賞初挑戦でも50キロならチャンスはある。

コールサインゼロは当地での重賞２勝はいずれも1200メートル戦。南関東移籍後は思うような活躍は見られず地元に帰ってきたが、復帰２戦目の前走を完勝。完全復調をアピール。潜在能力はここでもヒケを取らないし要注意。

シセイカイカはＡ１条件でも勝ち負けしており、今ならオープン重賞でも互角に渡り合うだけの力量は十分。全15勝を門別1200メートルでマーク。速い持ち時計もありスピード競馬にも不安はない。鞍上宮崎騎手とも好相性。一発警戒。

クリーンエコロジーは元中央オープン馬。転入緒戦でアウヤンテプイを負かしたことをみても、地元馬同士なら力は十分足りるはず。グランシャリオ門別スプリントは距離不足だった。前走の内容を見ても1200メートルなら上位争いへ。

ドラゴンウィスカーは地元に戻ってからはいろいろな距離を使われていたが、前走の内容を見る限り、やはりベストは1200メートル。中間の雨がどう影響するかだが、タフな馬場で時計がかかれば前走の再現も可能。