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2015年8月18日 サマーチャンピオン(Jpn3) (佐賀競馬) ツイート
佐賀競馬 第9レース 条件ベストのタガノトネールが初戴冠
対馬 大樹
【中央所属馬の評価】
タガノトネールは重賞初挑戦となったプロキオンSで優勝したベストウォーリアと0秒4差の競馬。G1馬相手に互角に渡り合ったのだから、ここに来ての地力強化し疑う余地なし。1400メートルはベストといえる条件。鞍上は16日の小倉競馬で5勝の固め勝ち、絶好調の川田騎手なら不安はない。重賞初制覇へ王手。
シゲルカガは前走の北海道スプリントCを鮮やかな逃げ切りで重賞初制覇。前々走の東京スプリントでも軽快に逃げて2着に粘っており、このメンバー相手ならスピードは一枚上。今回1400メートルに距離が延びるが、小回りなら我慢できるはず。前走後はここを目標に態勢は万全。主導権さえ握れば再度押し切りも十分。
レーザーバレットは今年のかきつばた賞で2着。3走前の自己条件ではシゲルカガとタイム差なしの競馬をしており、ここなら力量差はなし。レース間隔は開いたが、追い切りの動きからも力は出せる状態と判断していい。決め手は一、二を争うし、逆転Vも可能。
キョウエイアシュラはプロキオンSでタガノトネールに先着を許したが、0秒4差なら力負けとはいえない。昨年のテレ玉杯オパールスプリント(浦和)を優勝しており、実績は上位の存在。1400メートルの距離適性も十分。戸崎騎手とのコンビなら前々走の再現も。
【地方所属馬の評価】
タガノジンガロは昨年のこのレース3着馬。昨年のかきつばた記念の覇者でもあり、この条件なら勝つだけの力はある。今年は黒船賞3着後に2連勝して挑戦。昨年よりも勢いがあるし、鞍上も佐賀の名手山口勲騎手なら一発っても驚けない。
ピッチシフターは今年はここまで勝ち星はないが、5着以下もなし。5月のかきつばた記念では、地方馬再先着の4着と健闘。1400メートルではほとんど崩れていないし、このメンバー相手なら上位の一角も。
エプソムアーロンは地元戦を勝って挑戦してきたが、ここに入ると家賃が高過ぎる。評価ダウン。
ハリマノワタリドリは9歳馬でさすがに大きな積みは見込めない。現状維持が精一杯。
【佐賀所属馬の評価】
エスワンプリンスは他地区との交流経験も豊富で結果も出しているが、JRA相手では力不足。
コパノエクスプレスは地元馬同士なら上位の存在も、ダートグレード競走では強気に推せない。
ケージーヨシツネは転入後4連勝したが、今回は相手が違う。デキの良さでどこまで。
シゲルモトナリの中央時の戦歴は1000万条件。今回は条件面で厳しい。
【解説者の予想】
今年は昨年以上にJRA勢が強力。中でも地力強化目立つタガノトネールに期待。前走の内容が光るし、絶好調の川田騎手で重賞初制覇へ。今年の北海道スプリントCを制したシゲルカガのスピードも無視できない。小回りの佐賀コースなら1400メートルでも押し切り十分。決め手強烈なレーザーバレット、キョウエイアシュラも4角の位置取り次第で逆転は可能。地方勢では黒船賞で3着と健闘したタガノジンガロに注目したい。
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