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2015年8月14日   摂津盃 (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   速力武器にニホンカイセーラ押し切る!
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋

sonoda02.jpg今回の本命はニホンカイセーラ。古馬戦になってからは、折り合い面を考慮して、短距離戦を中心に使われていた同馬。今回は久々の1700m戦とあって、確かに引っ掛かってしまわないかという心配はある。ただ、その前向きすぎる気性も、単騎逃げの競馬であれば、少々折り合いを欠いてもカバーできる。現に、2走前は鞍上が内枠を嫌い、テンから出して行く競馬。その影響で折り合いを欠いてしまったが、そんな競馬でもコースレコードタイ記録での大楽勝だった。同型馬は多いが、短距離路線で培ってきた速力は、この距離延長舞台で一気に開花しそうだ。その同馬を目標に、今回は前半から淀みなく展開も流れて行きそう。サウスウインドは、瞬発力勝負に弱いが、持続性のある脚質。速い展開は望むところ。自在に立ち回れるユニフィケーションも斤量54kgなら圏内。エーシンサルサは昨年ほどの勢いは感じられないが、一戦毎にムードは着実に良化中。斤量面から、メイショウヨウコウステキナシャチョウも穴で一考。

ニホンカイセーラ…当初、陣営は9月・園田チャレンジカップ(1400m)直行を予定していたようだが、あまりにも中間の具合が良いとのことで、今回の出走に踏み切ったとのこと。近走はライバル馬トウショウセレクトの非凡なダッシュ力の前に、なかなかハナを奪うことが出来なかったが、このメンバーなら速力は抜けている印象。とにかく気分良く進められるか、その点がポイントになりそうだ。

サウスウインド…速い上がりが使えないタイプだけに、これまではスローの上がり勝負だと追い負けするパターンが多かったのだが、ここ2戦はそんな競馬でも1、2着。その点から見ても、充実期を迎えてきたように感じる。今回は先行馬も多く、本来得意としているしぶとさ比べになりそうな一戦。更なる前進が見られそうだ。

ユニフィケーション…前走で連勝はストップしたが、初のOP馬との混合戦だったことを考慮すれば、結果2着でも上々と言えるだろう。以前兵庫に在籍していた際は、さほど切れる脚が使えていなかったが、再転入後からは4戦続けてメンバー最速の上がりを記録中。中央で揉まれてきた経験が生きてきているように感じる。

エーシンサルサ…前走は本命馬の出遅れにかなり助けられた部分もあったが、ハナに行き切れず番手からの競馬になりながらでも重賞勝利を収める辺りはさすがの内容。ただ、昨年の重賞連勝時から比べると、その走りにはまだ物足りなさは残す。今年も前年同様トップハンデの57kg。勝負根性でどこまでカバーできるか。

メイショウヨウコウ…OP昇級2戦続けてスローのペースに折り合いを欠いてしまう競馬になってしまっていたが、そんな形ながら前走は3着。その前回から今回は斤量2kg減、加えて淀みない展開が予想される今回なら折り合い面の心配も無くなりそう。前進必至な状況と言えるだろう。

ステキナシャチョウ…転入後2戦は行き脚が付かない展開だったが、前付けできた前走は一気に前進。今年初旬までJRA1600万下条に出走していた同馬に斤量53kgは好材料。ここも発馬五分なら。


 

おすすめ買い目

馬単 12→7 7→12 12→6 6→12 12→9 9→12 12→1 12→2

 

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