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グランダムジャパン上位陣からケンブリッジナイスが参戦。勝ち切れない成績が続くものの、能力的には今回のメンバーに入っても最上位レベルであり単不動の見解。相手も同じ南関東勢のトーセンベニザクラ、エールドランジュが筆頭候補。地元勢では重賞勝ち経験あるエトワールドロゼ、３連勝中のシンカンイチコに上位争い参加を期待。

◎は⑧ケンブリッジナイス。ここまで通算３勝に対し実に２着12回と勝ち味に遅いタイプではあるが、実力的には今回のメンバーの中ではトップクラスの存在。ここなら昨年６月以来となる勝ち星に加えて待望の重賞初勝利も十分狙え、更にはグランダムジャパンシリーズでも一気にポイント１位の座に就くことができる。

○は⑪トーセンベニザクラ。中央時代には３歳時に重賞フェアリーＳを制したこともある実績馬。昨年春に南関東へ移籍も最高位は３着と今一つの成績が続いているが、今回はこれまでと比べ相手関係も大幅に緩和しており、展開次第では連争いにまで加わる可能性も十分。

▲は⑨エールドランジュ。南関東ではＢクラスが主戦場であり重賞実績はほとんどないものの、先行力はこのメンバーに入っても引けを取らないものがある。スンナリ先手を奪うことができれば上位争いへの参加は十分可能。

△は④エトワールドロゼ。快勝劇を見せた前走を含め、当地ではここまで先手を奪い切ることができれば５戦５勝と抜群の成績を誇る。今回相手は揃ったものの、地元の期待を背負い昨年の加賀友禅賞に続く重賞２勝目を狙う。

注は⑦シンカンイチコ。前走ではジャングルスマイルら強力メンバーを相手に逃げ切り勝ちを収め３連勝を果たした。今回は３歳時の北日本新聞杯以来３年ぶりの重賞挑戦となるが、この勢いならここに入っても上位争いを十分期待。