Odds Park 競馬

【結論】
　今年は８頭立てだが、将来性豊かな２歳馬が集まり、楽しみな一戦となった。注目は今回と同じ舞台で行われたスーパーフレッシュチャレンジ競走IIをレコードで圧勝したライゾマティクス。能検時から注目を集めていたが、新馬戦ではそれ以上のパフォーマンスを披露。スピードは一級品。新馬、重賞と連勝して全国にその名をアピールする。相手はハイレベルの栄冠賞で４着だったスティールキングに期待したが、目下３連勝中で前走レコード勝ちのキーパンチャー、社台ファーム生産馬のストレートアップも底が割れておらず侮れない。新馬戦を好内容で勝ったバーバリライオンも距離延びて変身を期待。

【詳細解説】
　ライゾマティクスはスーパーフレッシュチャレンジ競走IIを１分45秒０のレコードで圧勝。能検時から注目を集めていたが、初戦で見せた内容に非凡な素質が窺えた。まだ１戦のキャリアでも能力は間違いなく重賞級。ここを勝って全国区に名乗りをあげる。

　スティールキングは道営スプリントを制したシャイニングアワーを兄に持つ良血。新馬戦は２着だったが、続くアタック戦を勝ち、ハイレベルの栄冠賞で４着に入り、この馬の力を再認識。他馬に比べて強敵に揉まれている経験は大きな強み。好勝負を期待。

　キーパンチャーは一般の未勝利で初勝利を挙げたが、その後アタック(認定未勝利)、オープン特別と３連勝中で前走はレコード勝ち。完全に軌道に乗った感じ。更に相手は強くなったが、同馬も更に上昇。重賞でも今の勢いなら４連勝も可能。

　ストレートアップの前走はレコード決着の２着。相手が走り過ぎただけで、内容はは決して悪くない。社台ファーム生産馬で新馬勝ちした素質馬。まだまだ伸びしろがあり、デキも前走以上。前走の勝ち馬はいるが、パワー型で今の力の要る馬場なら侮れない。

　バーバリライオンはオープンでの２戦は結果が出ていないが、新馬戦の内容を見ても、あれがこの馬の実力でないのは確か。中間、攻め馬を強化して、今回は外回り1200メートルから内回りの1600メートルに舞台を移しての一戦。変わる要素はあるだけにまだ見限れない。