Odds Park 競馬

本日メインは、グランダムジャパン２０１５古馬シーズン第３戦・兵庫サマークイーン賞。今回の本命は名古屋所属のピッチシフター。休養明けから未勝利ではあるが、ここ２戦はＪＲＡ強豪相手に連続４着。特に前走は一瞬３着があるか、という手応えも見せていた。地方馬同士のここでは断然の存在だろう。地元馬では、アランロドとエーシンサルサの近走良化が著しい。地の利が生かせれば一発十分。他では、重賞６賞馬の船橋所属馬カイカヨソウ、末脚に鋭さが出てきた地元馬リノワールも上昇ムード。面白そうだ。

ピッチシフター…前走は大きく馬体を減らす格好となっていたが、これまでの成績を見ると、近年地元戦以外のレースでは４２０kg～４３０kg台での出走が多い同馬。馬体重の増減はそこまで気にしなくても良さそうだ。グレード競走の走りから考えても、地方牝馬限定競走なら間違いなく力は一枚上の印象。中心は揺るぎない。

アランロド…六甲盃後からフケの症状に悩まされていたが、今はその面も治まり、動きにも活気が出てきた。元々それほど攻め駆けしないタイプなのだが、この中間は４Ｆ５０秒０の破格時計もマーク。あと一歩勝ち切れない競馬は続けているが、牝馬同士なら力は上位。デキの良さで一気に。

エーシンサルサ…休養明けから発馬の態勢が悪く、もうひとつ流れに乗れない競馬が続いていたが、前走はスタート決まりシッカリと逃げ切り勝ち。昨年同時期の勢いから比べると、まだ物足りなさはあるが、ムードは着実に良化中。ここも前付けで気分良く進められれば。

カイカヨソウ…近走はゲート難で思うような競馬ができていなかったが、前走は久々に発馬五分に決まり２番手へ。最後はＪＲＡ馬の強襲に屈したものの、良化の兆しが感じられた内容。重賞６勝もメンバー随一の実績。一発に注意しておきたい。

リノワール…以前兵庫に在籍していた当時は速い上がり勝負になると甘さを出していたが、近走はそんな展開もモノともしない走り振り。５歳にして本格化の気配、重賞戦でも要注意。