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2015年6月15日   飛水峡特別 (笠松競馬)  

笠松競馬   第10レース   ヤマニンデリシューVS伊藤強一厩舎
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース  幸村博之

kasamatu01.jpg 金沢トウショウプライド、名古屋アルマベルヴァには離されたが、笠松馬には先着を許さなかったヤマニンデリシュー。この条件ならと本命を打ったが、連戦連勝のころのすごみが薄れたのは否定できない。実際に先着歴のあるセーノークイン、アタマ差まで迫ったジャーサンプラーンの逆転は一考したい。素質ではヒケ目ないイナセナ、得意の季節を迎えたハイアンドノーブルはあくまで前記3頭の失策待ち。

 ヤマニンデリシューはひと息入った4走前こそ敗れたが、すぐ軌道修正。すごみは薄れたが、前走の先着馬は金沢に名古屋の格上なら仕方ないか。笠松同士なら譲れない。「前走もあの時計で走って負けたのなら納得。久々の1400mだが、今の出脚なら距離に泣くことはないと思うし、あらためて期待したい」。

 セーノークインは競馬がうまく距離短縮は気にならないし、時計勝負にも対応可能。攻めの動きも絶好で仕上がりも文句なしなら当然有力。「これで叩き3走目だし、騎手も絶賛するほどの反応。ほぼベストの状態だと思う。この距離は少し忙しい感じだが、今の出来なら」。

 ジャーサンプラーンは持ち前の機動力で好勝負の連続。使いながら強くなってきた感じがまたいい。仕上がりのよさでは僚馬セーノーにもヒケを取らず、この顔ぶれでもこの距離ならチャンスあり。「稽古の動きから見て状態は前走以上だろう。瞬発力に長けた馬だし、ウチの2頭で距離の適性ならこちらかも。甲乙つけ難いね」。

 イナセナは兵庫時は勝てない競馬が続いたが、名古屋で3連勝。笠松に来ても崩れたのは取り消し明けの特別だけ。可能性を秘める馬であるのは確か。「まだ万全ではないし、能力だけで走っているところがある。伸びしろのある馬だけに力を信頼して臨むがこの条件でどこまでやれるか」。

 ハイアンドノーブルは9カ月ぶりの馬券。得意の季節を迎えて今年もいい軌道に乗せたいところだが、さすがにこの顔ぶれに入るとモツれ待ち。「前走だけ走れば面白いが、脚質的に展開次第のところがある。それほど上向いているわけではないし、今回はメンバーが強過ぎるよ」。
 

おすすめ買い目

馬単 4→8 8→4 4→5 5→4 8→5 5→8

 

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