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2015年6月18日   園田FCスプリント  (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   サクラシャイニーの能力に期待
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優

sonoda07.jpg スーパースプリントトライアルに組まれている園田FCスプリント。一気のトップスピードになることと、毎年梅雨の時期に開催されるので道悪で脚元に負担が掛かるので全馬が無事に走ることを祈るばかり。今年は昨年と一昨年の勝ち馬が参戦してなかなかの好メンバー。その中で、高知のサクラシャイニーが筆頭評価。前走の圧勝し勢いに乗って参戦してくる。相手は一昨年の勝ち馬で前走から上積みが大きく見込めるエプソムアーロンと4連勝中のマルトクスパート。他には昨年の覇者エスワンプリンスや抜群のスタートセンスのスマイルヴィジット、距離短縮はプラスのジャベリンが続く。

サクラシャイニーは昨年の兵庫ゴールドトロフィーで3着に入るなど実力は全国レベルの馬。地元のダートグレード重賞である黒船賞は9着だったがハイペースに中逃げるスピードは良かった。その後は御厨人窟賞、福永洋一記念と重賞を連勝。前走の福永洋一記念では3コーナー過ぎから先頭に立ち、そこから後続をグングン突き放して2着馬に2.2秒もの大差をつけて圧勝。この距離は初めてで未知な面が多いが、器用さがある馬なのであまり問題はないだろう。地方所属馬が相手なら負けられないだろう。

エプソムアーロンは一昨年の勝ち馬。その後は同年の兵庫ゴールドトロフィーで2着に入るなど活躍を見せていた。前走は約1年1ヵ月と大きく間隔が開いていたが、スタートから先手を奪うと着差は1馬身差だったが最後まで余裕のあるダメージの少ない走りで快勝。一度使ったことで上積みは大きいだろう。11歳と高齢だがまだ衰えを感じない馬体。輸送競馬も慣れているし、以前兵庫に在籍をしていたので問題はない。

マルトクスパートは現在4連勝中と勢いに乗っている。前走は58キロという斤量が懸念材料ではあったが道中は2番手から進め、4コーナー過ぎに先頭に立って完勝。この中間も変わらず良い動きを見せており好状態をキープしている。主戦の木村騎手がタガノジンガロで笠松に遠征をするため川原騎手が騎乗するが、この馬には5走前に騎乗経験があるので問題はないだろう。初めての距離だが、スタートセンスがある馬なので心配は要らないだろう。相手関係は強くなるが地元総大将として好勝負に期待。

エスワンプリンスは昨年の勝ち馬。昨年は好スタートから3番手に付き、内をうまく回って4コーナーで先頭に立ち、最後まで押し切る好内容のレースだった。前走の九千部山賞は4着と地元戦で2度目の馬券圏外になってしまったが、約5ヶ月の休み明けを考えると仕方の無い結果だろう。一度使って上積みは見込めそうなので昨年ような走りが期待できる。連覇の可能性は十分にあり得るだろう。

スマイルヴィジットは地元馬の中では抜群のスタートセンスを持っている馬。前走も好発からハナを奪ったが、勝ったマルトクスパートに目標にされた形で2着。調教での雰囲気は変わりなく良く、最終追い切りでは素軽い動きを披露していた。昨年は兵庫大賞典を使ってからの出走で一気に約1000m短縮されるかたちの臨戦態勢ではあったが4着に健闘していた。今年はこのレースを目標に仕上げられているので昨年よりも順調度が違う。うまく先手を奪えれば粘り込みもありそう。

ジャベリンは今回がJRAから転入2戦目。JRA所属時のこの馬の得意距離は小倉のダート1000m戦だったので今回のようなワンターンの競馬はむしろ歓迎材料だろう。久々を叩いた上積みも見込めるので前走よりも前進は十分に可能。うまく前に付けることができれば一発あってもおかしくない。 

おすすめ買い目

馬単 7→6 6→7 7→3 3→7 7→5 5→7 7→2 7→9

 

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