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2015年6月10日   名古屋CCネプチューン賞 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第10レース   中央馬として勝つ! ミキノハルモニー
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース  幸村博之

nagoya09.jpg 中央場所でも人気を集めるメイショウホウトウが一枚上の存在。ただ、3走前からややちぐはぐな面が。交流戦に武豊騎手で来るなら…なんだろうが、そういう馬が負けたりするのも交流戦。先日まで名古屋にいて勝ちまくっていたミキノハルモニーから入ってもバチは当たらないか。交流戦で2着があるミッキーバルーンハナリュウセイクリノロッキーも差はない。

 ミキノハルモニーはいい波に乗って中央復帰。500万条件の初戦となるわけだが、当地の交流戦なら好走のイメージもわきやすい。やや距離不足の1400mでもこの鞍上なら何とかしてくれる!? 「7連勝後の前走は後ろから行き過ぎたようで、時計的には十分やれるものを持っている。以前いたころより体質が丈夫になり、成長した感じだね。メンバー次第だよ」。

 メイショウホウトウはスタート前突進があってからは真剣に走っていないとか。それでいてこの着差だ。ここでは能力的に一枚上の存在。「3走前にゲートを突進して外枠発走に。もともと繊細な馬がそれ以降真剣に走っていない感じ。力は上位だし、状態もいい。交流戦できっかけをつかんでほしい」。

 ミッキーバルーンは中央では少し足りぬが、地方の交流ならといったところはある。もう少し器用さが欲しいが、そこは岩田騎手が何とか。「日曜日に追い切りましたが状態は悪くないですし、詰まった体型なので1400mもいい方に出そう。交流戦では勝ち負けしている馬なので、期待しています」。

 ハナリュウセイは中央の500万でも前に行けるが、結果はさっぱり。だが、交流戦なら話は別のようだ。今度は名古屋へ。先行力が一層生きそうだ。「4日にコースで追い切り。この後週末に1本やれば態勢は整うと思います。前々でスムーズに運べれば期待できそうです」。

 クリノロッキーは中央に移籍した当初に比べれば見せ場を作れるようになってきている。③⑨④②着の交流戦なら勝ち負けの期待をかけても。「交流戦なら通じるだけの下地があります。ゴチャつくよりすんなりした展開がいいタイプ。前々でスムーズに運べれば」。
 

おすすめ買い目

馬単 2→3 3→2 2→6 3→6 2→1 3→1 2→9 3→9

 

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